2022年8月21日(日)の「ポツンと一軒家」は秋田県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回のゲスト:田中道子さん、数原龍友さん
数原さんはサーフィンをするそうで、海があって山があってという場所で愛犬と共に暮らすというのが理想だと話していました。
当初目指したポツンと一軒家が作業小屋だということが発覚(後日確認済)し、捜索隊は道を聞いた人に別のポツンと情報を聞いていました💦
捜索隊が聞き込みをしたポツンと一軒家
・当初目指していた一軒家から2キロ先
・タムラさん
・父親と息子と3人暮らし
雪国ということで信号機も縦になっていたり、スノーポールという積雪時に道路の端が分かるように設置された標識がありました。
今回のポツンと一軒家情報
・タムラさん58歳
・母親と息子の3人暮らし
・自分の田んぼに加え6年前から耕作放棄地を借りて農業をしている
・作付け面積は6町3反歩(約東京ドーム1.3個分)、収穫は約31トン
・母屋の横には鞘と呼ばれる囲いがした状態で蔵が建っている
・風除室、尺柱がある普通のお宅の3倍の材料費がかかった立派なお宅
・宮づくりで純金製で手彫りの立派な仏壇
・ドローンで農薬散布
【生活が大変でも米農家を続けている】
米の価格は下落しているので生活は大変ということで、農閑期は山仕事に出て家族を養っています。
タムラさんがそこまでして農家をするのは、地元の田んぼが荒れ果てていくのを見るのが嫌だからだそうです。
【ドローンを使ったスマート農業】
補助金を含め一式購入するのに180万ほどかかったそうです。
捜索隊が普段使っている空撮用のドローンと比べると親子ほどの違いがありました。
農業用のドローンはカメラ非掲載なので、田んぼの隅々に散布できているか操作していると分からないので助っ人を頼むそうです。
【ガンダムっぽいスタイルのトラクター】
フェラーリのデザイナーがデザインしたトラクターに今年購入したアタッチメントで畔の草刈りを自動で行っているそうです。
これで夏場の草刈りが大幅に楽になったそうです。
【4年前妻を腎臓の病気で亡くす】
長男を妊娠中に腎臓の病気がみつかり闘病していましたが、長男が12歳のときに亡くなったそうです。
その後は妻の実家にも手伝ってもらい子育てをしているそうです。
長男はプログラミングの仕事に興味があるそうですが、主は一生に一度だから自分の好きなことをすればいいと応援しています。
自身が出たい気持ちがあっても家を離れることができなかったことも大きく影響していると思います。
【主の目標=田んぼの耕作面積7町歩】
息子さんが農業に興味がなくても、後を担ってほしい若手(ドローンの時の助っ人)の方がいるそうです。
あと少しだけ田んぼを増やしたいと笑っていました。
米農家の苦境を改めて垣間見ることになりました。
このポツンと一軒家では米の買取価格が下がりすぎて田んぼをやめる人が多く見受けられました。
そんな中タムラさんの気持ちにはグッとくるものがありました。
この夏の東北への大雨でこのタムラさんがどうなったのか心配です。
せっかくこのように米作りに気概を見せる人を行政ももっとサポートしてほしいと思います。
ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日
見逃した方はU-NEXTでどうぞ。今なら31日間無料体験。