2022年11月2日(水)の「にっぽん百低山」は「猫魔ヶ岳・福島」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
猫魔ヶ岳は福島県の磐梯高原にある檜原湖からスタートです。
檜原湖はとてもキレイで幻想的な湖ですね。
今回登る山:猫魔ヶ岳(標高1404メートル)
今回のゲスト:西村まどかさん(タレント)
今回のルート:ブナの森~雄国沼~(少し戻って)猫石~山頂
登山口に『熊注意』の看板が!
道路わきに登山口がありました。森の中に入るとブナの木が木洩れ日でキレイです。
ブナ太郎と呼ばれる樹齢300年と言われるブナの巨木は本当に大きかったです。
ブナの実もたくさん落ちていました、私は初めて見ました。
50万年ほど前に噴火した跡の雄国沼
かつては猫魔火山があったが噴火とともに崩壊し、そのあとに水が溜まったのが雄国沼だそうです。
雄国沼には天然記念物の雄国沼湿原があり、美しい景色が広がっています。
山を登ってこなければ見られない特別な景色でした。
化け猫伝説がある猫石
江戸時代の文献には猫魔ヶ岳という名前は人を食う化け猫がいてそれに由来していて、猫石がその住処であったとありました。
地元ではかつて養蚕がさかんで、蚕につくネズミ除けに猫を飼っていたが、その代わりにネズミ除けとして配られた猫のお札を貼る家もいました。
里の暮らしを守る猫の神様としてまつられていたようです。
類さんの思い出 飼い猫のからし
類さんは17年間連れ添った猫のからしをリュックに入れて一緒に登山を楽しんでいました。
なんと八ヶ岳や北アルプスも一緒に行っていたそうです。
写真の類さんが若いですね!
急に現れた巨岩、猫石
急に傾斜がきつくなって西村さんは戸惑っていました。
すると急に石の壁が現れて、それがどうやら猫石でした。
樹木で覆われた山の頂にぽこっと岩がとんがってそびえたっています。
猫石に登ると雄国沼とブナ林が一望できました。
いかに猫石が大きい石かが分かります。
山頂で猫がお出迎え
猫石を後にすると、また下ったり登ったりを繰り返しながら、なかなか山頂につかなかったのですが、それでもとうとう到着しました。
すると猫の焼き物が置いてありました。ようやく猫に会えましたね。
山頂からの景色は磐梯山、猪苗代湖、裏磐梯が見えて本当に絶景でした。
下山の後のお楽しみ:喜多方市のラーメン屋さん?
喜多方ラーメンと餃子、もう一品ありました。
ウーロンハイなのか、ウーロン茶なのか、ちょっと分かりませんでした。
登山の後のラーメンっておいしいでしょうね。
今日の一句:妖かしの 紅葉拾うて 猫の影 吉田類
にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合
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