にっぽん百低山 飯道山 滋賀

にっぽん百低山 飯道山 滋賀 テレビ

2025年1月17日(金)のにっぽん百低山飯道山・滋賀でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

初回放送日:2023年1月11日
撮影時期:2021年12月下旬
最寄り駅:JR貴生川駅  
今回登る山飯道山はんどうさん(標高664メートル)
今回のゲスト:雛形あきこさん
今回のルート:地蔵菩薩~不動の滝~杖の権現~飯道神社~山頂

甲賀の里にそびえる飯道山にはかつて忍びの者たちが鍛錬を重ねた修行の場が
あったそうです。
この山で厳しい修行を繰り返したと言われる忍びたちの正体とは

どんなものだったのでしょうか。

最初は緩やかな道だったが・・・
整備された林道で類さんと雛形さんはおしゃべりをしながら歩いています。
しばらくすると沢沿いの道になり、とてもきれいな水がすぐそばを流れています。
が、そのうち道が細くなり足元には岩が広がり傾斜もきつめになり、

一気に厳しい登山という様相を呈してきました。。。

杖の権現は小さな祠
開けた場所に休憩所があり、その奥に小さな祠がありました。
きちんと手入れがされているその祠は『杖の権現』と呼ばれるものでした。
昔は杖の権現より先は人が足を踏み入れることはない聖域とされ、人々はこの場所から祈りを捧げました。

聖域に建つ飯道神社
聖域を管理していた飯道神社は奈良時代に創建され、この場所が忍びが修行した

本拠地だったそうです。
奈良時代から山岳信仰の拠点として栄えていました。
飯道山で修行をした人たちが里におりて忍びを生業にしたとされています。
修行場は神社が建つ峰を一周するように作られていたそうで、巨大な岩が

いくつもそびえつ場所でした
今でも忍びの修行を体験することができるそうです。
不動の押し分け岩という岩場ではひび割れた岩の間を通り抜ける体験ができ、

全部で6つの修行が体験できるそうです。
類さんと雛形さんも体験しましたが、岩に鎖が打ち込まれた場所を登っていったり、

かなりきつそうです。
二人は安全に配慮してヘルメットをかぶっていますが、ヘルメットがないと

頭を相当打ってしまうようです。
最後は『岩上がんじょう』と呼ばれる岩登りで雛形さんが先にいきましたが、

身が軽いというか運動神経がいいのかするっと登れました。
類さんのほうが体が大きいこともあり、時間がかかっているようでした。

これで厄落としというか、悪いところ落っこちちゃったような気がしますね 
                                  吉田類さん


その先に『東ののぞき』と呼ばれる織田信長が国見をしたという岩があり
(天正9年)、その場所からは遠くに琵琶湖がみえ、信長が収めた近江の国を
一望することができました。

甲賀の忍びの正体は飯道山で修行をした山伏や、山伏と深い交流を持っていた
甲賀武士と呼ばれる地侍だったと考えられています。


笹が生い茂る細い道を抜けて

最後は人ひとり通るのがやっとという道を歩いていきます。
類さんが引き返しているような感じがするといい、雛形さんも景色があまり

変わらないから分からないと答えるなど道はなだらかですが、
先が見えない感じに陥っているようです。
山頂はその笹に覆われた道の先にありました。
眺望がよかったですが、手前にまだ山があるような感じだったので、

すこーんと抜けるような感じではなかったです。
コロナ禍だったこともあり、ハイタッチはありませんでした。

下山の後のお楽しみ:志?里(読めませんでした、日本家屋で立派な建物です)
紹介はありませんでしたが、冷酒で乾杯して滋賀名物の近江牛を食べていました。
とてもおいしそうでした。
雛形さんは全然疲れた様子もなくて、きっとすごく運動神経がいいんでしょうね。

今日の一句  冬ざれの 修験ルートや 切れて落つ       吉田類

★★★★★★★★★★★★★★
コロナ禍の時に撮影していたこともあり、いつもとは少し様子が違いましたね。

でもこの山はすごく見どころの多い山でした。
一人で登るのは道が細かったりして怖すぎますが。
でも忍者の修行が体験できるというのはちょっと惹かれるものがありました。

にっぽん百低山 毎週金曜午後5時30分~ NHK‐BS

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