にっぽん百低山 愛宕山 京都

にっぽん百低山 愛宕山 京都 テレビ

2023年1月18日(水)の「にっぽん百低山」「愛宕山・京都」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。


オープニングは渡月橋の前からでした。
渡月橋の奥に愛宕山があるそうです。
愛宕山はどうして火伏せの神様と呼ばれるようになったのか知りたいです!

今回登る山:愛宕山(標高924メートル)
今回のゲスト:青木愛さん(元アーティスティックスイミング日本代表)
今回のルート:赤い鳥居~火燧権現跡ひうちごんげんあと~一文字屋跡~愛宕神社~山頂

伊勢へ7度、熊野へ3度、愛宕さんへは月参り
赤い鳥居をくぐったすぐの看板に上記の文言がありました。
すると青木さんが隣に住む親せきの女性が愛宕山へ月参りをしていたことを思い出しました。
しばらくすると石段になり、なかなか急です。
青木さんは引退後体を動かしてないらしく、類さんについていくのも大変そうです。

焼けてもなお生きている杉の巨木
平安時代中期、天皇の住む場所で清涼殿落雷事件が起こり、重臣が何人も亡くなりました。その雨雲は愛宕山から来たと言われ、荒ぶる火の神を恐れ鎮めようとした都の人々の祈りの場所が火の神様を祀る神社があり、現在は神社はなく火燧権現跡と呼ばれています。
焼けているのに生きている杉の木はとても圧巻でした。

一文字屋跡の他にも多数の茶店があった
急登が終わった先は開けた場所でした。ここにはかつて一文字屋という茶店があり、江戸時代から昭和の初めごろまで愛宕山にはたくさんの茶店があったそうです。
相当な人数のお客さんが来ていた証拠ですね。
その後はまたすごい上り坂です。
12月ですが最後の紅葉が見られて二人とも嬉しそうでした。
確かにすごくキレイでした。

ハナ売り場の意味
山道に建物が建っていました。
そこではかつて普通の花ではなく植物のしきみを売っていたそうです。
樒は強い香りを放つことから、古来邪気を放つと言われてきました。
昔はおくどさん(竈)に火を入れるときに樒の葉を一枚竈に入れることで愛宕山の火の神を思い火事を起こさないようにするのが京の習わしでした。
愛宕山の月参りには家を家事から守る人々の思いが込められていたのでした。

愛宕神社入口の黒門をくぐるとまた石段
愛宕神社に着くまではずっと上り坂で大変でした。
と思ったのもつかの間、ものすごい急な石段が見えました。
青木さんがぼやいていると、類さんが「うおー」と声を出して石段をダッシュ!
「マジかい・・・」戸惑う青木さんはダッシュせず。
類さん、すごいですね。

愛宕神社には火の神様が祀られている
立派な木造の神社が現れました。
江戸時代以降、愛宕山の火の神は恐れの対象から火伏せの対象へ変わったと考えられています。
山頂でしか手に入らない「ひのようじん」のお札があります。
漢字は火の用心ではないのですが、ちょっと変換できず・・・
月参りの人はこのお札を樒を手に入れるために毎月登って来たのでした。
見晴らしのいい場所からは京都が一望できました。絶景です。

下山の後のお楽しみ
お店:良く見えず
お酒:伏見の地酒
お料理:子持ち鮎の甘露煮
甘露煮はもっと色が飴色のようかと思いきやそうでもありませんでした。
とても立派なお店ですが、すっかり暗くなっていましたね。
今回はお札と樒を買ったそうで、立派な月参りになりました。

欄干に 愛宕を拝す 大屏風 吉田類

にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合

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