2023年3月1日(水)の「にっぽん百低山」は「名護岳・沖縄」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
撮影は1月だったそうですが、類さんはネルシャツ姿です。
でもその後雨が降ったのか、登山するときはちゃんと防寒着を着ていました。
今回登る山:名護岳(標高345メートル)
今回のゲスト:上間綾乃さん(歌手)
今回のルート:鳥居~名護城神社~名護城跡~名護青少年の家~名護岳
色の濃い沖縄の桜が出迎え
登山入口から名護城神社の石段を登りますが、なんと桜が咲き始めていました。
カンヒザクラ(寒緋桜)という種類だそうです。色が鮮やかで華やかな印象ですね。
ここは沖縄有数の桜の名所だそうです。
類さん、ラッキーですね。
名護城神社は神聖な場所
名護城神社に奉ってあるものは地元の御嶽(紙が降りてくる場所)で、ここは天から降りてきた土地の守り神と人々を繋ぐ場所だそうです。
神社の右側の道はイナグミチ(女道)と言って、女性でもカミンチュ(神人)と呼ばれる神に仕える人たちが入っていく場所があるそうです。
類さんは興味深々で入れなくなる場所のすぐ近くまで行きますが、沖縄出身の上間さんはもう少し離れた場所から見ています。
これ以上はいっちゃいけないと思ってしまうそうです。
また沖縄では聖地と呼ばれる場所にほぼ100%生えていると言われるクバの木(ビロウ)の大木もありました。
名護城跡にあったのは・・・
名護を統治した按司(領主)の城跡だそうです。
今は平地になっていますが、今でも毎年子孫の人たちがこの場所で祭礼をしています。
名護発祥の地といわれています。
その後森の様子がジャングルっぽくなる
名護城跡を抜けると一旦道は舗装されたものになりました。
この奥に青少年の家があって、そこまではキレイに舗装されているようです。
しかしいつも見ている森の木とは全く違う雰囲気の森が広がってきました。
類さんがジャングルだと言いましたが、確かにそうですね。
やんばるの森に突入
青少年の家の脇に小さな看板でハイキングコースとあります。
その細い道はハイキングコースという表現では説明しきれないような本格的な登山道という感じでした。
でもきちんとロープでルートが分かるようになっています。
しかし本当にいつもと景色が違ってシダ科の植物がたくさん生い茂っています。
徐々に足元が悪くなり、アップダウンもあって上間さんは大変そうです。
上間さんの話し方、おだやかでかわいいですね。
山頂に向けて急登が・・・
道がすごく急登になって、ロープはありますが、土が少しぬかるんでいるので大変そうです。
周りの木々も深くて、ロープがないと登山道がわからなくなるぐらいです。
なんとか足を動かして山頂に到着しました。
海まで見える大パノラマが広がっていました。
山頂にある聖地に向かう
今回は山頂に到着した後、もう一か所寄り道をしました。
登山道を少し歩くと小さな看板があって、道に少し出っ張った場所がありました。
ここが琉球王朝時代(15~19世紀)の香炉の跡で香を焚き、神に祈りをささげた聖地の跡でした。
なんの囲いもないのでちょっと分かりにくいですね💦
下山の後のお楽しみ:我部祖河食堂(ゲストの上間さんが学生時代通ったお店)
地元のビールで乾杯したあと、ソーキそばを食べていました。
ビールがおいしそうですね。
類さんの一句 潮風に 寒緋桜の 唄い初む 吉田類
にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合
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