名探偵ポワロ 死人の鏡

名探偵ポワロ 死人の鏡 ドラマ

2023年3月15日(水)の名探偵ポワロ死人の鏡でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。


今回はミステリらしい殺人トリックの事件でした。
ドラマ全体に漂う得体のしれない雰囲気も、たまにはいいかなって感じですね。

事件のあらすじ
ポワロは競売所で出会ったシェブニックスから捜査の依頼を受け屋敷に出かけ、屋敷でのディナーの支度をしていた。
ヘイスティングスがその様子を見ると慌てて、ドラが一度鳴っているから、もう一度鳴ったらディナーの時間だと話すが、ポワロはドラの音を聞いていなかった
ディナーの時間になっても主のシェブニックスが姿を現さず、書斎でピストル自殺をしているように銃を手に握って亡くなっていた。
しかし弾が見つからず、ポワロはその死に疑問を抱く。

ポワロが気づいた事件のポイント
・一度目のドラの音は?
・ドラの近くでリンガードは何を拾ったか?
・リンガードがルースについて何と言ったか?
・シェブニックスが撃たれた角度とは?
・シェブニックスの利き手は?

今回ポワロはどうやら早い段階で犯人の目星をつけたようです。事件の真相を暴く全員集合した謎解きショーの際に養女のルースを連行させました。
しかしこれはポワロの話の中でよくみられる、事件を動かすためのワナでした。

謎解きショーの後に登場した真犯人は
犯人はリンガードでした。
彼女はルースの実の母親で陰ながらルースの幸せを祈っていました。
動機はお金です。リンガードはシェブニックスがルースに不利な遺言書に作り替えようとしていたことを知り、彼を消音装置付きの拳銃で殺害しました。
しかしドアが開いていたので、弾が外にあったドラに当たり、音がしてしまいました。
その後リビングでシャンパンの栓をぬき、それが銃声のように聞こえました。

【今回の見どころ】その1:ジョンの事務所がまさかの大爆発!
シェブニックスの養女であるルースと極秘結婚したジョンの会社を調べるため事務所に向かうと、事務所から火が見え、ジョンは倒れていました。
ジャップ警部とヘイスティングスが慌てて担ぎ外に出したところで建物が大爆発!
いつものポワロにはないハートボイルドな展開でしたが、もちろんポワロが肩車をすることはありません。

【今回の見どころ】その2:リンガードの誘導がほとんどホラー!
養女のルースを助けたいリンガードは信心深過ぎるシェブニックスの妻のバンダが寝室で休んでいると、死者の声のふりをして彼女を巧みに誘導し、遺書を書かせて自殺をさせようとします。
「お前が殺したのです、ガンダーラ~」
これで最後までうまくいったらすごいですけどね・・・

★★★★★★★★★★★★
今回は数々の証拠から、ポワロ的には早い段階でリンガードが犯人であることは分かっている様子でしたね。
しかし問題はリンガードが真犯人として身代わりを用意しようという方法が一種の催眠術のような暗示のようなおどろおどろしい雰囲気のものだったことが、かなり驚きでした。
あと事務所の爆発もいるかなあという感じでしたね。
いつものポワロとはかなり違っていて、でもまあそういうのもたまにはいいかなって感じですね。

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