にっぽん百低山 眉山 徳島

にっぽん百低山 眉山 徳島 テレビ

2023年3月22日(水)のにっぽん百低山眉山・徳島でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

眉山は徳島市のすぐそばにある山なんですね、市街地が本当に近いです。
名前の由来は万葉集の一首にあるそうです。

『眉のごと 雲居に見ゆる 阿波の山 懸けて漕ぐ船 泊り知らずも 船王』

今回のゲストはスポーツマンの市橋さんですが、眉山は車でしか行ったことがないそうです。
今回登る山眉山びざん(標高277メートル)
今回のゲスト:元マラソン日本代表 市橋有里さん
今回のルート:鳥居~春日神社~茶屋~劔山つるぎさん神社~パゴダ~眉山


鳥居の先に春日神社
春日神社は由緒ある神社ということで趣きがありますね。
春日神社の本当に脇道を抜けると石段が見えましたが、すぐ横に黄色いちょうちんがみえました。
類さんは思わず寄り道。そのお店は茶屋で菊の柄が入った焼き餅が名物で、とても薄くて食べやすそうでした。セットのお茶は急須もついているので、ありがたいですね。
お店の奥に湧き水が出るというのでみせてもらうと、とても立派な造りで湧き水が出ていました。
眉山は水源の山だそうです。

眉山は神聖な山?
江戸時代茶屋があったあたりは大滝山と呼ばれ、市民の憩いの場だったそうですが、眉山は登ってはいけない山だったそうです。
それは神聖な山ということなのか、あたりの謎もこのあと解明されるのでしょうか。
茶屋を抜けると、山の脇に急な階段が見えました。こちらが登山道ということです。
かなりの傾斜の階段ですね・・・

足元が険しい道が続く・・・
傾斜もあるのですが、それよりも足元が大変そうな道でした。
類さんが指摘したように岩山なので、岩がごつごつと露出していて、そこをうまく踏んでいかなければいけません。
しかも岩は結晶片岩というとても硬い岩だそうです。
徳島にせり出す眉山は硬い岩が浸食に耐え、残ったものだそうです。

類さんは登山しながら俳句を考えるも・・・
類さんは登山しながら俳句を考える(吟行)をするものの、句に集中しすぎると山が登れなくなっちゃうとぼやきました。
「その辺が微妙なとこですね」
結局どうするんでしょう。

『ひこばえの木』がたくさん
ひこばえとは、一旦切った木からまた生えてくると、木がいくつにも分かれた独特の風貌の木が生えます。
さすが類さん、植物に詳しいですね。
昭和20年、徳島が焼夷弾で焼け野原となった際に建材として眉山の木が大量に使われました。
その名残だそうです。

山頂に別の山の名前のついた神社がある理由
置かれている石碑には穴が開いていてかつては剣山が見えたそうです。
剣山の神様は商売繁盛の神様として多くの信仰を集めており、徳島の藍商人が剣山を拝むために作った石碑だそうです。
ということで眉山が特に神聖な山というわけではないようです。

眉山が登ってはいけない山だった理由
眉山の山頂からは徳島城があった城山しろやまがよく見えました。
眉山から徳島を見ると、徳島の町割りが分かってしまうため、登らないようにしたということでした。
要は眉山が城山の守りの要にもなったということでした。
なるほど、神聖な山ということではなく、戦略的に重要な山だったということですね。

立派な山頂と展望台!
今までで一番整備されて立派な山頂でした。
眉山がとんがった山ではないので、山頂も広々していて解放感がありますね。
展望台からの眺めはさすがでした。

下山の後のお楽しみ:店名読めず・・・
徳島の地酒で乾杯し、ご馳走は鯛めしでした。
類さん的には眉山は登山に入るのか疑問だったそうですが、発言を撤回して、これは登らないとという山だと言っていました。
車で登れちゃうので楽に感じますが、あの岩山を登るのは相当大変そうでした。

今日の一句 眉山濃し 密かに灯す 寒椿   吉田類

にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合

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