2022年1月26日の「シャーロック・ホームズの冒険」は「悪魔の足」でした。
今回のホームズは身体を休める必要があるからと、コーンウォールの人気のない海辺に滞在することになります。
ホームズは確かに元気がなさそうで、最初はまたコカインを打とうとしていましたね。
ワトソンは気づきますが敢えてそれには触れず普段通りに接します。
ワトソンは前からホームズがコカインをやっていたのを知ってはいますが、ホームズが隠そうとするので、そのままにしています。
なんというかワトソンは紳士で本当にホームズに寄り添いたいという気持ちが強いんでしょうね。
ホームズは地元の牧師とあいさつを交わしますが、その後は精力的に海岸や古代遺跡を歩き回ります。
だんだん元気になったホームズは注射針とコカインを海に捨てました。
どうもゴミの捨て方が気になるので、注射針を海岸の砂に埋めるのはダメでしょと思ってしまいました。
すると事件が起こって牧師が飛び込んできました。
この辺りに住むトレゲニス家で3人の兄妹のうち妹が死亡、兄二人は錯乱状態で発見されました。
ホームズは捜査を頼まれると、そこに近所に住むという有名なスタンデール博士が現れます。
ホームズは彼のことを知っていて挨拶をします。
すると翌日もう一人のトレゲニス家の人間であるモーティマも亡くなっていました。
ホームズはあるヒントを牧師に伝えるとその場を立ち去りました。
ライトを買って帰ってきたホームズは、モーティマの部屋のライトに残っていた粉をライトのテーブルで焚いてみます。
すると錯乱状態に陥りますが、ワトソンのおかげで回復します。
そこにスタンデール博士が現れてホームズは彼がモーティマを殺したと指摘します。
スタンデール博士は妻がいる身でしたが、トレゲニス家の妹と恋仲でした。
しかしスタンデール博士が持っていた毒物を盗んでモーティマは兄妹を殺害しました。
トレゲニス家は裕福だったので、お金が目的だったようです。
毒で無残に愛する人を殺されてスタンデール博士はモーティマの住む牧師の家を訪れます。
白を切るモーティマに「自分が裁く」とライトに火をつけて毒物を焚きます。
吸い込んだモーティマは死亡しました。
スタンデール博士は警察にいえばいいと言いますが、ホームズに予定を聞かれるとアフリカに仕事を残しているので、それをするつもりだったと言います。
するとホームズは引き留めるつもりはないといってスタンデール博士と別れました。
ホームズはワトソンに「僕は愛したことがないが、愛する人がそんな目にあったら彼と同じことをするだろう」といいます。
今回のホームズはやっぱり少し元気がないせいか、素直に心のうちを話してくれていたと思います。
やっぱりホームズって事件を通じて女の汚い一面を見ているせいか、女性に冷ややかですよね。
でもたまにしっかりして筋の通った女性にはちょっと優しいですよね、手を撫でたり。
でも女性に振り回されるホームズを見るのは、ちょっと嫌だなあ。
今回はいつもと違ってローな感じのホームズでした。
次回は元気なホームズが見たいなあ。
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