ポツンと一軒家 島根県

ポツンと一軒家 島根県 テレビ

2023年4月9日(日)のポツンと一軒家島根県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今回のゲスト:中越典子さん、中村アンさん
中越さんは佐賀出身ということで有田焼が身近にあり、陶芸の道に行きたかったという夢もあったそうです。だからこういうポツンと一軒家には憧れがあると話すと、中村さんは両親が佐渡出身ということで、あまり人里離れたポツンと一軒家に憧れはなく都会がいいと言っていました。実感こもってますね。

捜索隊が入手したポツンと一軒家情報①
・サイトウさん74歳
・道を尋ねたササキさんの同級生
・今は空き家で麓に降りて生活している

しかし電話をかけて来てもらったサイトウさん曰く違うお宅だと断言。

捜索隊が入手したポツンと一軒家情報➁
・ヒロカネさん72歳
・奥さんが和紙作り(ミツマタをつかって)

猟師をしていて森に詳しいサイトウさんがヒロカネさんのお宅まで軽トラで引率してくれます。

最初は山道を登っていきましたが、途中右に折れると未舗装の砂利道になりました。
山は雪が残っていて、ガードレールもないので捜索隊はヒヤヒヤしながら走っていると、今度は細くて急な下り坂になりました。その後も細い山道を走ると建物が見えましたが・・・違う家でした。
ここは目指すポツンと一軒家を超えてさらに1.5キロ山奥にありました。

捜索隊が聞き込みしたポツンと一軒家情報➂
・サイトウさん60代
・元タバコ農家

サイトウさんはこの目指す家の近くに猟用の檻を仕掛けていて、今朝も通ったのに間違えたと笑っていました。
またサイトウさんが引率してくれましたが、車が通った痕跡もない、道路に枝や葉が積もった道を恐々と走ると突然建物が見えてきました。

今回訪れたポツンと一軒家情報
・サイトウさん66歳
・5ヘクタールほどの山や畑など土地を所有
・江戸時代の1750年ぐらいからこの土地に住んでいる

約40年前まではタバコ農家
・1ヘクタールぐらいの土地を耕し畝を作り、背丈ぐらいの木になる
・葉は大きく長さ60センチ、幅30センチほど
・手で下から積んで紐でつるして乾燥し、秋になると選別して出荷

衛生写真でもあった並んだ建物のうち、3棟はタバコの乾燥部屋でした。
1棟目はもっとも古い薪を使って乾燥させた背の高い建物、3棟目はバーナーを使った乾燥室と、機械制御できる乾燥室で、籠に葉を入れて熱風で乾燥させるタイプでした。
どんどん進化していったんですね。

主は元消防士
消防吏員りいんという言い方でした。父親のすすめで、大阪で決まっていた就職を断って地元の消防署に勤めました。田舎の消防は火災、救急、救助も出る勤務だそうです。
本来は救急は救急隊、救助は救助隊で交通事故が担当するそうですが、全部やるので大変だったと思います。
主はとても自分にあった仕事だったといい、父親の介護もあり57歳で早期退職しました。

生家を残して畑仕事に精を出す
・元棚田に露地栽培で育つ野菜を育てている
・お米やさつまいもなどは害獣被害にあってしまう
・農薬をあまり使わないので葉野菜は虫がついて難しい
・原木椎茸は楢の木を自分で倒して乾燥させてから菌を植える

七輪で焼いた焼き椎茸をいただく
主は椎茸は取ってすぐ食べるのが一番おいしいと七輪で焼いて捜索隊にもたべさせてくれました。
椎茸は傘の部分の裏にして焼き、ひっくり返さないそうです。
そうすると椎茸のおいしい部分が流れてしまうと言います。
椎茸に塩こしょうをして、バターを落としたり、しょうゆを落としたりします。
捜索隊もたべさせてもらっていましたが、すごくジューシーで瑞々しくておいしいそうです。目を閉じて食べちゃうぐらい美味しかったようです。

建物を残しているのはやはり実家がなくなるのは寂しいからだと話します。
不便なこともあったけど、ここにくると嫌なことも忘れられると、自然はいいと言います。
自分で作れる野菜を作って、家族や子ども家族においしいと食べてもらえるのがうれしいと話していました。

★★★★★★★★★★
主はとても物静かな方ですが、とてもしっかりした方で、父親のすすめだったとはいえ、消防士になったのも、実家を守ることになったのも、自分の役目だと思っているようでした。
こうやって通う苦労があっても山に入ってくれる人がいるというのはありがたいことだと思いました。

ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日

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