2023年4月26日(水)の「にっぽん百低山」は「双石山・宮崎」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
撮影は3月中旬ですが、とても澄み切った空の朝です。
なんでもたいへん人気のある山だそうです。
真っすぐ山が伸びているような変わった形の山ですね。
今回登る山:双石山(標高509メートル)
今回のゲスト:山田キヌヲ
今回のルート:天狗岩~空池~象の墓場~第二展望台~山小屋~双石山
最初からなかなかの傾斜・・・
伐採された開けた場所を歩きますが、よく見るとなかなかの傾斜がついています。
山田さんは双石山に登ったことはないそうで、ちょっと大変そうに見えます。
しばらくすると樹林帯に入りますが、山道が細くて類さんのような慣れた人じゃないとよく分からない感じがします。
高さ20メートルある圧巻の天狗岩
山道に大きな岩があるなと思っていたら、いきなり天狗岩が見えました。
岩に空いた穴は風化によりできたもので、それが色んな形に見えます。
岩の足元には砂が堆積しており、双石山の名前の由来にもなっているそうです。
岩がもろくくずれるさまを表しているそうです。
ほとんど天然のアスレチック状態
今度はロープを伝って上に登ったり、巨岩の間をしゃがみこんでくぐったり、今流行りのアスレチックのような山道です。
すると空池と名付けられた両側を大きな岩がそそり立つ不思議な空間にでました。
ここも圧巻の景色です。
双石山自体が800万年前、海の底で堆積した砂と砂利が堆積、それが斜めに隆起した山です。
山はもろい砂岩や礫岩が風化、浸食されることで、世にも不思議な光景を生み出しました。
象の墓場もまた絶景!
細い巨岩を抜けた先に高さ40メートルの巨大な岩壁に挟まれた巨大な空間が現れました。
名前の由来のひとつにはこの場所が誰も訪れないひっそりとした場所だったから、また岩壁をよく見ると、ひびが象の顔のように見えることでした。
すごい空間です、天空の城ラピュタのようでした。
ロープがないととても登れない
その後も足元は岩で、ロープで山道が示してある感じです。
市民に愛されているそうですが、かなりハードです。道も小さな看板で示してありますが、それがないとよく分からなくなりそうです。
すると小さなお花が咲いている場所にはしごがかかっていました。
はしごが終わったら、険しい尾根をロープを頼りに標高差100メートルを一気に登ります。上から見ると二人とも山に両手をかけてよじ登っている感じで、本当にハード💦
標高500メートルに立つ山小屋
中は焚火があって、とても暖かいようです。
この山小屋は1960年代に宮崎市民が建てた山小屋を市民でまた建て替えたそうです。なんと資材は市民の方々が人海戦術で持ち上げ3年がかりで建ったそうです。
すごいですね!
最後はまたアップダウンの道・・・
山小屋を後にするとまたアップダウンが続き、ロープの助けが必要になりました。
類さん「そろそろもう、(山頂が)見えてもいいはず」
・・・そう言いたくなりますね。
山頂は道の行き止まりという感じでした。類さんがいうように山田さん、よく登れました。
下山の後のお楽しみ:宮崎市内たかさご
双石山の伏流水を使った芋焼酎と宮崎名物の地鶏の炭火焼きです。芋焼酎が効いている様子でガッツポーズが出ていました。
類さんの一句 草萌えて アバンギャルドの 地層かな 吉田類
にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合
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