にっぽん百低山 三瓶山 島根

にっぽん百低山 三瓶山 島根 テレビ

2023年7月26日(水)のにっぽん百低山三瓶山・島根でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。


撮影は5月下旬、いいお天気です。
今回は島根県出雲市稲佐の浜からスタートです。
稲佐の浜からはるか遠くに見える山が今回登る三瓶山、

ちょっと標高が高いです・・・
三瓶山は出雲の神話と深いかかわりがあるそうです。


今回登る山三瓶山さんべさん(標高1126メートル)
今回のゲスト?:浅野里香アナウンサー
今回のルート:観光リフト~大平山~室ノ内池~

女三瓶山~犬戻し~男三瓶山
観光リフト(10分)を使って標高850メートルまで登ります。
そうですよね、じゃないと大変そうです。


国引き神話
出雲を作った神様は小さかった国を大きくしようと

海の向こうの余った土地に綱をかけ引き寄せようとした。
土地が国にくっつくとつなぎとめるための杭を立てた。
その杭が三瓶山。
海のかなたから引っ張った綱は『園の長浜』

引き寄せた土地は『島根半島』となり
出雲は現在の姿になったのだとか。

三瓶山は活火山
観光リフトを降りて5分ほど歩くと開けた場所に出ました。
そこから三瓶山の姿がよく見えました。
男三瓶山、子三瓶山、孫三瓶山とあります。
噴火を7度繰り返し、現在の姿になっています。


ちょっと寄り道して室ノ内池へ
開けた場所から近いところに4000年前にできた

巨大な火口があるということで、いきなりの寄り道です。
そして30分も歩いて室ノ内池に到着です。
この池、どれだけ雨が降っても水位が変わらないそうです。
池の底から地下水が湧きだしているからなんだとか。
神秘的ですね。


類さんは湿気と暑さが苦手・・・
室ノ内池から山頂までの標高は450メートルもあります。
ここからはひたすら登りが続くそうです・・・
天気は快晴で浅野アナは汗をかくのが好きと話すと類さんは
「僕が一番苦手なのは湿気と暑さ」
だそうです。
そうなんですね・・・


初夏の花々が美しい!
三瓶山に生えていた花は色鮮やかでとてもキレイでした。
・タニウツギ
・ダイセンクワガタ(花の名前です!)
・シライトソウ


女三瓶山からの見晴らしがすごい
ひたすら山を登って女三瓶山の山頂まで来ると、

大パノラマが広がりました。
男三瓶山、子三瓶山、孫三瓶山、室ノ内池が見渡せます。
すごい絶景です。
新緑が本当にキレイですね。


今度は岩がゴロゴロ・・・
女三瓶山を過ぎると岩がゴロゴロとあり登りにくそうです。
山道も狭いし、高低差もあります。
浅野アナも怖い怖いと言っていました。
すごい傾斜の山道はロープを使って登ったり、大変です。
浅野アナは登山経験は少ないそうですが、

ホットヨガをやっているだけあってすごい体力ですねー。

白いロープのように見える園の長浜
園の長浜の浜が白く、その先に島根半島がみえ、

まさしく『国引き神話』の景色そのものが見えました。

8000年前までは島根半島は島根県は離れていました。
その後三瓶山が噴火し、山のふもとにあった

神戸川に大量の火山灰が流れ、河口に堆積し
島根半島と陸続きになりました
三瓶山は神話さながらの国作りの山だったということでした。


山頂付近は草原で歩きやすい
尾根ではありませんが、山頂までの最後の山道は

草原に1本の道といった感じになりました。
山頂にゴールすると小さな祠がありました。
そこに手を合わせてから2人は景色をみました。
眼下に島根半島が一望できます。
山頂には背の高い木がないので、本当によく見えました。


登山の後のお楽しみ:活海
出雲平野の米で作った日本酒で乾杯し、

のどぐろの姿造りを頂きます。
のどぐろは炙ってあって、おいしそうです。
類さん曰く、噛もうと思ったら溶けてしまったそうです。
食べてみたいですねー。


類さんの一句 夏雲を 曳きて三瓶に つなぎ止む 吉田類

★★★★★★★★★★★★★★★
今回はリフトで上がったとはいえ、

登りがすごかったので大変だったと思います。
しかし浅野アナが終始爽やかに登山をする姿にびっくりしました。
しかもお酒も強そうですね。
本当にすごい体力で、最後まで爽やかでした。

にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合

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