2023年10月7日(土)の「ブラタモリ」は
「北九州~合体メガタウン!北九州市誕生の秘密とは?~」をみました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
【撮影:7月中旬】
今回は北九州市が生まれた経緯を紐解く回でした。
タモリさんは博多出身ということで、このあたりのことはよく覚えていました。
北九州市は名前を公募したそうで、タモリさんは応募したかったそうですが、アイデアがなかったそうです。
今回のタモテバコ:合体メガタウン!北九州市誕生の秘密とは?
今回の案内人
・北九州市の文化財を守る会 前理事長 前薗廣幸さん
今回のルート
①小倉城
➁常磐橋
➂黒崎城
④水巻町
⑤頃末小学校
⑥若戸大橋が見える場所
北九州五市(門司、小倉、八幡、戸畑、若松の五市)が対等合併
・1963年合併→現在人口90万のメガタウン
・世界でも珍しい(当時人口の多い都市が5つも対等合併した)
門司市・・・貿易で栄える
小倉市・・・城下町として栄える
若松市・・・日本一の貨物取扱量を誇った
八幡市・・・官営製鉄所で有名
戸畑市・・・鋳物や水産業で栄える
【小倉市】小倉はどんな町?
小倉城を作ったのは細川忠興
①守りを意識した造りになっている
・城の西側に近い距離で何層も堀を作った
・城の東側の城下町も碁盤の目状につくられたが、実際には少し曲がっている
→城に近づくにつれ見通しを悪くしたい意図があったが、少し動けば見通せるという中途半端な出来
・常磐橋(小倉城東側の城下町と西側の城を繋ぐ橋)
→五街道の起点
長崎街道、中津街道、門司往還(山陽道方向)、唐津街道(福岡方向)、秋月街道
→小倉は交通の要衝で九州の玄関口ため、守りを固める必要があった
・筑前(黒田長政)と豊前(細川忠興)の間に築かれた黒崎城
筑前には国境に沿って5つの城が築かれた
小倉城(豊前)から国境まで2キロほどしかない
→小倉城は筑前の城から近かったので守りを固めた
かつての筑前と豊前が合併してひとつの市に
筑前側にある戸畑市、若松市、八幡市、豊前側にある門司市、小倉市
【若松市】若松はどんな町?
若松を発展させた筑前黒田藩の大事業
遠賀堀川(500メートルの距離の山を切り通した)を作った
江戸時代遠賀川では氾濫が絶えなかったため、
水を洞海湾に逃がす遠賀堀川が作られた
農業用水にも利用された
→黒田藩の石高が2万石増えた
→米を運搬する水運としても利用(藩がある若松に運ぶため)
筑豊炭田の発達
・明治から昭和にかけて開発された日本屈指の石炭の産地
・200を超える炭鉱がひしめき合う
→蒸気機関車や蒸気船など近代日本に欠かすことのできないエネルギー源
・遠賀堀川を使って若松まで運んだ
→日本一の石炭積み出し港として発展した
タモリさんの衣装
・黒系のチェックのシャツ
・ベージュのチノパン
・濃い茶系のベルト
・黒の中折れハット
タモリさんのランチ:うどんでした。白い陶器のような器が珍しいですね。
【番外編】公募好きなタモリさん
冒頭のトークにはつづきがあり、トヨタのパプリカを発売するとき
名前は公募だったそうです。
「それもオレはいいアイデアがなかった・・・」
「二大公募だったなあー」
タモリさん的には北九州市の名前の公募とパプリカの公募は
大きな公募だったそうです。
★★★★★★★★★★★★
今回は前編ということで、小倉と若松の話で終わりました。
かつて違う国だったということで北九州市の中でも色んな違いがあることを知ってタモリさんは嬉しそうでした。
今回は移動距離もすごかったですが、次回もすごそうですね。
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