ブラタモリ 北九州 <後編>

ブラタモリ 北九州 <後編> テレビ

2023年10月14日(土)のブラタモリ
合併都市・北九州~合体メガタウン!北九州市誕生の秘密とは?~でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今回は前回の北九州市誕生の<後編>になります。

冒頭では雨模様でしたが、その後なんとか天気がもっています。
でもまた雨が降りますが、エンディングではお天気になりました。

今回のタモテバコ(引き続き):合体メガタウン!北九州市誕生の秘密とは?

今回の案内人
・九州国際大学 名誉教授 清水憲一さん
・北九州市の文化財を守る会 前理事長 前薗廣幸さん


今回のルート
①若戸大橋
➁洋館付加住宅
➂高塔山
④八幡製鐵所跡
⑤国境石(筑前と豊前)


【若松市】若松はどんな町?
石炭で栄えた町
・筑豊炭田からの石炭積み出し日本一の港
・若松の町を作ったのは筑豊の炭鉱主たちや渋沢栄一など日本を代表する財界人


若松に残る町が栄えた痕跡
①洋館付加住宅
 和風建築に少し洋風の建物がつけてある
 富裕層だけではなく一般住宅にも採用された
➁レンガ塀(鉱滓こうさいレンガ)

鉱滓レンガ:鉄を作るときに鉄鉱石が溶けたあと出てくる鉱滓を
押し固めた焼かないレンガ


  →製鉄所がある(官営八幡製鐵所)


【八幡市】八幡はどんな町?
日本初の本格的な官営製鐵所が作られる
・製鐵所の候補地はいつくもあったが最終候補地は八幡と門司に絞られた
 →筑豊炭田からの石炭の輸送に便利だった
 八幡は目の前の洞海湾は浅く大型船が行き交う積み出し港に適さなかった
 ほぼ門司で決まっていた
 →安川敬一郎(筑豊の炭鉱王)、的野半介(政治家)、

  金子堅太郎(官僚)、黒田長成(華族)が動く
 →洞海湾を整備することを条件に八幡への誘致に成功(大どんでん返し)
 →当時はまだ藩閥意識が強く、八幡(筑前)VS門司(豊前)となり

  筑前黒田藩系列の人間が動いた

現在も残る官営八幡製鐵所の建物
・旧本事務所は他の二つの建物と合わせて世界遺産に登録
・旧本事務所は製鐵所の中枢を担っていた
・最初につくられた工場は現在も稼働している(日本最古の鉄骨建築物)
・建設当時は建材や機械類をドイツから輸入
・輸送で鋼材が歪むのを直す修理工場をまず建設した

八幡村は人口1000人ほどだったが20年間で10万人に増えた 

八幡市となった

北九州市誕生の秘密とは?
路面電車は門司から若松を除く都市を結んでいた
路面電車の会社が発電所・変電所を設置
工場の動力が電力へ変わる
→工場は電車の送電線から電力を得た
路面電車沿いに工場が連なる(門司から帯状に連なる)


『北九州工業地帯』と呼ばれるようになった
一体となって発展していく中で弊害となった市境
五市合併となる


タモリさんの衣装
・黒系のチェックのシャツ
・ベージュのチノパン
・茶系のベルト
・紺系のシューズ

タモリさんのランチ:今回は写真はありませんでした。


★★★★★★★★★★★
タモリさんはエンディングで「筑前豊前問題はまた出てくる」と予言していました。
確かに最後に訪れた石碑は意味深といえば意味深・・・
今回は雨が降ったりやんだりでしたが、

なんだか晴れている感じのときもあったり、謎めいたお天気でした。
北九州市の歴史は知らなかったので、面白かったです。

ブラタモリ 毎週土曜夜7時半~ NHK総合

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