２０２４年２月２９日（木）の「魔改造の夜」は
「キックスケーター２５メートル綱渡り」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
≪今回のお題≫キックスケーターで２５メートル綱渡りさせタイムを競う
≪ルール≫
・スタートはスイッチを1回押すのみ
・フライングは失格
・競技は２回
・改造費は一機につき５万円以内（材料費のみ）
・スタンバイは５分以内
・第一競技後１０分間モンスターの調整を行うことができる
魔改造に挑む３チーム
・T工大（理系トップレベルの精鋭チーム）
・Oスズ（金属加工のプロ、開発型下町工場）
・Pナソニック（巨大電機メーカー）
出演者：矢野武さん（実況）、伊集院光さん、伊藤亜紗さん（東京工業大学教授）、
長籐圭介さん（東京大学教授）
T工大のキックスケーター
・ジャイロが駒のように回転し、キックスケーターが自立（ジャイロは横向き）
・CO２ボンベでスタートダッシュ
・前輪と後輪が駆動しゴールへ
・最高速度時速３６キロ
＜魔改造の要＞CO2ボンベの加速でバランスを崩さずに渡りきれるか
T工大のこれまで
・ジャイロ効果に目をつけ、自走を試みるがうまくいかない
・顔を出すメンバーが減ってきて空中分解気味
・担当ごとに責任者を決めることになった
・ジャイロ担当者→ジャイロの厚みを持たせることで３０秒の自走が可能に
・スピード担当者→CO２ボンベで走らせるはずが、安全装置が外れる・
穴が小さく勢いがでない
・本番２日前でもまだ完成しない
Oスズのキックスケーター
・ジャイロが縦回転し、綱の上で自立（ジャイロは縦向き）
・後輪が駆動し、ゴールへ
・ジャイロの重さ４キロ、回転数１４００（毎分）
・最高速度時速６０キロ
・総量１２キロ
＜魔改造の要＞どれだけ早く時速６０キロに到達できるのか
Oスズのこれまで
・ジャイロ効果に目をつけ、横回転、縦回転を試すも安定しない
・「ジャイロモノレール」森博嗣の本を読む
・円盤を重くしたほうが安定するがバランスが悪い
・円盤を縦にするとブレるので、町工場に頼んで重さ４キロの円盤を特注
・eスクーター用のモーターを取り付ける
・自走するがスピードを上げるとベルトが外れた
Pナソニックのキックスケーター
・ジャイロでキックスケーターが自立（ジャイロは横向き）
・前輪と後輪が駆動し、ゴールへ
・最高速度時速４０キロ
＜魔改造の要＞バランスを崩さず２５メートル走り切れるか
Pナソニックのこれまで
・ジャイロ効果に目をつけるが、自立するが自走しない
・ジャイロとキックスケーターを離しブレをちいさくする
・前輪、後輪にモータをつけスピードアップを狙う
・タイヤの大きさも変え、ベストなバランスを探す
ジャイロの重さと回転数の違い
・T工大 重さ１キロ、回転数１２０００（毎分）
・Oスズ 重さ４キロ、回転数１４００（毎分）
・Pナソニック 重さ１．６５キロ、回転数１１０００（毎分）
≪競技１回目≫ ≪競技２回目≫
・T工大 記録なし ４秒３７ CO２のスイッチを押す場所を変える
・Oスズ ４秒３４ ４秒８１ モーターの回転数を上げる
・Pナソニック ４秒７８ ４秒３９ 電圧を上げる
CHAMPIONSはチームOスズでした。
★★★★★★★★
見ている限りだとOスズの１回目はタイム以上に速い印象でした。
タイムはすごく僅差でしたが、感覚的にはOスズの１回目はメチャクチャ
速かったです。
ジャイロを縦にしたところ、重さを出したところが目の付けどころが違いましたね。
ヘルメットをみるとOスズとは「OHSUZU」なので、これまんま社名ですね。
これからも頑張ってほしいです。
魔改造の夜 木曜夜７時半～（月１回） NHK総合
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