にっぽん百低山 象頭山 香川

テレビ

2023年2月15日(水)の「にっぽん百低山」は「象頭山・香川」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。


最寄りの駅はJR琴平駅でした。
類さんの言うように琴平といえば金刀比羅宮ですが、今回はその金刀比羅宮の奥にある象頭山に登ります。

今回登る山象頭山(ぞうずさん標高616メートル)
今回のゲスト:市毛良枝さん(俳優)
今回のルート:鳥居~金刀比羅宮~葵の滝~工兵道~展望台~象頭山


今回のゲストの市毛さんはキリマンジャロ登頂を果たすなど、かなりの強者です。
そんなこと・・・知りませんでした。

有名な金刀比羅宮を目指す
類さんは石段を数えながら登っていきます。
なんと365段あるそうです。
ダジャレも出て、市毛さんも笑っています。
この放送、再放送ということで撮影は3月でしたので、紅梅が咲いていました。
石段はまだまだ続きますが、市毛さんは階段はリズムが決められてしまうので嫌いだということでした。
なんかさすがって感じですね。

金刀比羅宮でお祓いを受ける
本宮まで来ると、類さんたちはお祓いを受け、奥に案内されました。
そこには船乗りたちが奉納した絵馬(といっても絵のように大きい)が飾られていました。
船乗りたちがこの山を信仰した理由は船乗りは海で目印を大事にすると言われ、その目印になる山が象頭山ということで大事にしたそうです。
江戸時代、『一生に一度はこんぴらさん』と言われただけのことはあります。

金刀比羅宮の奥は原生林が広がる
金刀比羅宮の奥を歩くとまだまだ石段ですが、周りの景色が変わってきました。
大きな木がたくさんあり、手付かずの自然が残っています。
江戸時代から大切に守られてきたそうです。
本宮から30分ほど歩いて石段脇の登山道に移りました。
市毛さんは嬉しそうです。

とたんに険しい山道に・・・
普通の人には登山道には見えなさそうな山道です。
すると葵の滝が見えました。滝と言っても水が落ちてくる訳ではありません。
この岩肌を板状節理ばんじょうせつりというそうです。
1400万年前この辺りは火山活動が盛んで、この滝の岩も溶岩が冷えて固まるときに形成されたものでした。
そして浮世絵にも登場しますが、その象頭山は奥がはげ山になっています。
金刀比羅宮の人気もあり門前町として栄えたことからたくさんの木材が必要となり、奥から切り出したそうです。

いきなりの急登・・・
江戸時代に木を切り倒され、まだ若い森を抜けた後はいきなりの急登です💦
しかも長いそうです。
市毛さんも思わず「階段とどっちがいいかしら」とぼやくぐらいでした。
するとスタッフさんが声をかけます。(珍しいですね)
この道、旧陸軍の訓練地だったそうで、この道もわざと作られたということでした。
その道をなんとか上がって二人とも山頂に着きました、と思ったら違いました。
二人ともがっかりしています。

最後は平坦な道を進んで山頂へ
今までの急登とは打って変わって平坦な道でした。
二人とも颯爽と歩きます。類さんはスキップしながらと言っています。
すると山頂に着きました。
眼下に讃岐平野から瀬戸内海まで見渡すことができました。
この日はお天気もよく、すごくキレイに見えました。

下山の後のお楽しみ:金刀比羅宮にあるうどん屋さん
琴平の地酒(あつかん)で乾杯し、釜揚げうどん(と天ぷら)をいただきます。
うどんがすごくもちもちした感じでおいしそうですね。
釜揚げうどんがおおきな陶器の器に入っているのも本場って感じがします。
お店もすごく古くて立派な建物でした。

今日の一句 春潮しゅんちょうの 追手おいてに任せ 象頭山ぞずさんへ 吉田類

にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合

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