NHKスペシャル 坂本龍一

NHKスペシャル 坂本龍一 テレビ

2024年4月7日(日)のNHKスペシャル
Last Days 坂本龍一 最後の日々を見ました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

いきなり亡くなる2日前の映像が出てきて、もう驚きました。
NHKがどのように人生を締めくくったのか取材を申し込んだところ、

本人が書き続けた日記や家族が撮影したプライベートフィルムを提供してくれました。

2020
2020年12月4日
『肝臓に3センチ大の腫瘍があるといわれる。うーん。

5か月前にはなかったのだが。』
2020年12月11日
ステージ4と診断され余命半年と告げられる
『現実なのか?現実感がない
何もせずに半年生きるか、副作用に耐えながら5年生きるか
やり残したことがあると感じるかどうか』
2020年12月12日
世界同時配信のコンサート
『耐えられなければそこで辞めればいいか・・・それとも安楽死を選ぶか』
2020年12月13日
『手遅れだということ。死刑宣告だ。

しかし何をみてもこれが最後だと思えて悲しい。
バカなことをしたものだ。
恥ずかしさと勇気のなさが命取りになった。俺の人生終わった。』


2021
2021年1月3日
ラジオ放送
2021年1月12日
入院
『朝、最後の食事。どら焼き、お茶、みかん、ご飯、キムチ、納豆。
これだけあれば幸せ。みかんが食いたい。』
2021年1月13日
『家族に会いたいと思うと涙が出る。
いよいよ明日だ。
親にもらった体を傷つけると思うと悲しい。
みかんが食いたい。』
2021年1月14日
20時間に及ぶ手術

2021年1月24日
時計をみても時間がわからなかった
せん妄が出るようになる
2021年1月31日
何もない、何も聞こえてこない、何も言いたいことはない。
2021年2月9日
『東北ユース団員から励ましのヴィデオが!』
2021年2月11日
『夜中に「スッと」する気分があった。
何かが変わったような。何かスイッチが入ったような。』
入院中は小さな音が鳴るものを常に傍らに置いていた
2021年3月3日
退院
入院中に聞いていた音を忘れずに音楽をつくる
2021年春
治療の合間を縫って映画や舞台の音楽制作を再開
2021年4月6日
肺に2か所転移らしきものがあり、この2か月で徐々に大きくなっていると。
次から次へと問題が、、、
チキショウ!!!ブータンに行ってしまうか、、、』
2021年4月7日

入院
合併症も起こり入退院を繰り返すことに。
2021年6月7日
『焦るな!帰ってきたまだ一日だ。野生の力を漲らせろ!』
たくさんの読書をする
2021年8月28日
室内で半裸で竹刀のようなものをふるう
2021年10月
手術

2022
2022年1月24日
『変な恰好をすると免疫力が上がる』
がんが進行し、この先の治療を見据えて念のためかつらを作った
次第に抗がん剤治療の影響が出るようになった
2022年2月25日
『ロシアがウクライナに侵略を始めてしまった。』
(音楽だけが正気を保つ唯一の方法かもしれない)
ウクライナのヴァイオリニストイリア・ボンタレンコに曲を提供し

世界に向けて発信した
2022年3月
東北ユースオーケストラの定期演奏会に参加
2022年4月18日
『こうなったらどんな運命も受け入れる準備がある。』

2022年4月25日
『歩く やった!今日は4700歩』
一時的に体調が落ち着いたためニューヨークの自宅に戻ることができた
2022年6月14日
『紫陽花に涙す 古希』
2022年9月9日 
NHKスタジオで録音
公の場での演奏はこれが最後になった
『1時から録音。6時半で5曲収録。疲れる。』
2022年10月
高橋幸宏さんの軽井沢の自宅を訪ねるが高橋さんが直前で入院したため

会うことができなかった
メッセージを残す
『高橋幸宏さま 生き直そう。 坂本龍一』
2022年11月13日
『言霊を信じることにした。
ナ・オ・ル、治る!』
2022年12月28日
未来の自分に手紙を書く
2022年12月29日
『音楽を残すこと 残す音楽 残さない音楽』
2022年12月31日
『2203年末まで生きる。』
最晩年を過ごした東京の仮住まいは今もそのままの状態で残されている
オーケストラのための曲は制作の最終段階だった

2023
2023年1月9日
『聴いているか?雲の流れ 幸宏のこと』
2023年1月11日
『なかなか眠れず 5時59分幸宏逝く!』
高橋幸宏 70歳逝去
2023年2月18日
『NHKの幸宏の録画見る。

ちぇ、Rydeenが悲しい曲に聴こえちゃうじゃないかよ!』
2023年2月28日
『今日は息が苦しい 4時ヘアカット』
2023年3月20日
『1時ごろだんだん息が苦しくなり大汗をかく。
どんどん息ができなくなる。救急車を呼ぶ。』
2023年3月23日
『心も身体もリラックス!』
2023年3月24日
『気力がない』
2023年3月25日
ターミナルケアを自ら医師に依頼した
『N来る 子供たち来る』
4人の子供たちをひとりひとり部屋に呼んで別れの時を過ごす
・お相撲が好きなので、お相撲を一緒に見ましたね(長女)
・いい人生だったと言ったのはすごく覚えている(次女)
・「死ぬことに対して逆に楽しみなことってある?」

「全然死に対する恐怖はなくなった」と答え、なるほどと(次男)
長男は海外在住でビデオ通話をした
2023年3月26日
『0545 36.7/BP115ー80/SPO97』

(時刻 体温 血圧 酸素飽和度)
東北ユースオーケストラの定期演奏会が開催される
ベットに寝ながら演奏会の様子をみる  身振り手振りをしている
2023年3月28日
亡くなる一時間前 意識を失ってもピアノを演奏するかのように手を動かしていた
午前4時32分雨が降るなか息を引き取った

細野晴臣インタビュー(2024年2月)
なんか触れたくないという気持ちがすごく強かったですね
なんでそんなことになるんだろうと
一緒にできる仲間が急にいなくなっちゃう感じですね

★★★★★★★★★★★★★★
坂本さんの最後の日々、すごかったです。
最後までかっこよく坂本さんだったなと、すごいなと思いました。
東北ユースオーケストラの演奏が聴けてよかったなと思いました。

NHKスペシャル 土曜夜10時~ NHK総合

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