2024年6月6日(木)の「サラメシ」を見ました。
以下、一部だけですがまとめと感想と少しネタバレです。
今週は浚渫船のサラメシ、みんなの「サラメシ」、あなたの昼自慢、
法政大学のサラメシでした。
中でも名古屋港にいるのに5日間船内で寝泊まりして浚渫作業をする船の
サラメシが印象的でした。
清龍丸にまかないの昼がきた
浚渫兼油回収船 清龍丸
・国土交通省の作業船
浚渫 海底の土砂を取り除き海底を深くすること
・名古屋港は貨物の取り扱い量日本一
・大型のコンテナ船が入港できるよう水深を15メートルまで深くする
浚渫の仕事とは?
・行き交うタンカーなどを避けながら15分で作業場に到着
・浚渫開始、ドラグヘッドを海底に下す
・時速5キロで進みながら海底の土砂を吸い込む
・船内のタンクが泥と海水でいっぱいになったら中継ポンプ台船
(土砂を運ぶ専用の船)にポンプで移す
(1日10回)
・厨房担当を除く25人の船員が3チームに分かれ4時間ずつ24時間体制で行う
・夜間の方が作業がはかどるため陸には戻らず船内で寝泊まり
・月曜の朝出航して5日後の金曜まで戻らない
・1年の半分以上を船で過ごす
船員の胃袋を支える厨房
・3人の司厨部員が料理を作る
・昼食は10時40分から
・夕飯は15時40分から
・昼と夜の支度を同時進行で行う
・出来る限り出来立てを提供するため提供するぎりぎりで仕上げる
・船員それぞれの食べられないものを確認し、それに合うようにメニューを作る
今まで作ったメニューとは?
・ご当地メニュー、たこ焼きはあえてパックに入れて提供
・照り焼きチキンバーガーはペーパーに包んで提供
(ジャンクフードは月に1、2度提供)
・二郎系ラーメン&シューマイは大好評
二郎系を再現するのは、かなり本格的です。
楽しく食事をしてほしいという思いがひしひしと伝わってきます。
司厨長 キタガワさん(50代)
・司厨長6年目
・海外のレストラン、旅館、給食センターなどで腕を振るってきた
・40歳を過ぎてまだ見ぬ世界を見たいとチャレンジ
・他の船は乗った事がないのではと断られたが、こちらは問題ないとのことだった
・厨房担当は味見があるのでランチは食べず早めに夕食を食べる
40歳を過ぎてから新しいことへのチャレンジでこのお仕事に就いたんですね。
すごいです。
清龍丸のまかないサラメシ
あおさラーメン、春巻き、サラダ(盛り放題)
・麺の量はハーフ、普通、大盛り、特盛りから選べる
・注文が入ってからラーメンを作る
・カップ麺じゃないラーメンが食べたいというリクエストに応えメニューに加わる
料理が出来上がると皆さんの名前を読んで料理を提供しているのが、
とても『チーム感』が出ていていいですね。
★★★★★★★★★★★★★★
海底を深くするため土砂を取り除くという仕事があること自体知りませんでした。
また陸からそんなに離れていないのに5日間も船で寝泊まりするというのにも
驚きました。
司厨長さんたちが船員のみなさんに楽しく食べてもらうためにすごく細やかな
サービスをしているのもすごいなと思いました。
サラメシ 毎週木曜夜8時15分~ NHK総合
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