ポツンと一軒家 熊本県

２０２５年３月９日（日）の「ポツンと一軒家」は熊本県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今週のゲスト：雛形あきこさん、山崎怜奈さん
雛形さんのお子さんってもう２４歳なんだそうです、びっくりですね。
山崎さんが江戸川区出身って知りませんでした。

捜索隊が聞き込みしたポツンと一軒家情報
・ササハラさん（７０代）
・みかん農家
・一人暮らし

覚えるのが難しいルートを覚える捜索隊
・道を教えてもらって出発し、お地蔵様と３つめの分かれ道を左折
・曲がる場所には教えてもらった通りの看板があった
・ガードレールのない細い道を進む

行き方を聞くとかなり覚えるのが難しそうでしたが捜索隊はちゃんと行けていました。
あまりの極細道にスタジオでは「怖い怖い」とみなさん口をそろえて言っていました。
道を教えてくれた方が心配で車で追いかけてくれて無事たどり着くことができました。

今回お邪魔したポツンと一軒家情報
・ササハラさん（８０代）
・元は数軒の家があったが８０年ほど前から一軒家だった
・元は麓に借地に家があったが、畑は今の場所にあり、畑のそばに家を建てた
・土木作業員や地元の醤油会社で営業をして定年まで勤め、家業のみかん畑を
守っている

働き者の主
・みかんのための防風林の剪定を欠かさない
・お墓をお参りしやすい場所に移した
・家までの道も手入れ（道に出た土を掃ったり道に飛び出した藪を抜く藪払い）
している

家も道もみかん畑もお墓もとてもきれいになっていました。
家の中もきれいになっていました。
主がいかに毎日手入れをしているかとてもよくわかります。

みかんは出荷はしない
・摘果をしていないので出荷はしない
・親戚などに配るだけ
・先祖代々の物だから管理を続けている
・剪定から肥料まですべて一人で作業している
・急傾斜で怪我をして救急車で運ばれたことも
（救急車が道に迷ったので名前を書いた看板を置いた）

摘果はしないといいながら、剪定などの作業はしているためみかんの木はどれも
手入れが行き届いていました。
手間ひまかけて育てたものをすべて自己負担で親戚などに送る主には
頭が上がりません。
捜索隊にそのことを聞かれてもははっと笑って多くを語りませんでした。

だけどほら　よかったですよ、みんなに喜んでもらえれば　
（送料を負担して親族などに送ることを大変ではないかと聞かれ）

奥さんが亡くなってもうすぐ２１年
・奥さんは５１歳の若さで亡くなる
・自分の父親が亡くなって２か月後に妻が亡くなった

奥さんが早く亡くなってしまったことをとても残念そうに話してくれました。
家も一日でも長く守りたいと話してくれました。

私が長生きしようと思って、妻の分も

捜索隊に食事のお誘い
・ちらし寿司（しば漬け、ツナ、トマト、かまぼこ、カニカマなどが入った
娘さんオリジナル）
・寒漬け大根
・煮つけ（大きな切干大根が入っている）

寒漬け
大根を樽に入れて１０日間塩漬け、天日干しした後氷砂糖や醤油などで漬ける

後日週末に家族が集まるということでお邪魔すると早速食事に誘ってくれました。
主は本当に優しい方です。
料理は麓に住む主の妹さんや娘さんが作ってくれました。
どの料理もおいしそうで、切干大根や寒漬け大根、ぜひ食べてみたいですね。

★★★★★★★★★★★★★★
主は一人暮らしですが毎日新聞を取りに麓の配達所まで行っているそうです。
それで安否確認ができるし、麓に親族が住んでいるから主も安心だと
話してくれました。
主は一人で家を守り畑を守り、みなさんにみかんを送り、捜索隊にも優しく、
とても素晴らしい人でした。

ポツンと一軒家 毎週日曜夜７時５８分～ テレビ朝日

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