2025年3月6日(金)の「サラメシ」をみました。
以下、一部にはなりますがまとめと感想と少しネタバレです。
次がいよいよ最終回になってしまうなんて寂しいです。
今回のサラメシは東日本大震災に合った場所でのサラメシでした。
「気仙沼の食堂に昼がきた」、「みんなのサラメシ」、「お弁当を見にいく」(花巻)、
「南相馬の光家さんに昼がきた」の4本でした。
中でも40代で一念発起してバスの運転手さんになった女性のお話の感想を
書こうと思います。
南相馬の光家さんに昼がきた
東北アクセス 光家さん(50代)
・入社5年目
・特別支援学校の送迎バスを担当
・介助員が同乗して生徒さんのフォローをする
バスの運転手になったワケ
・南相馬出身でシングルマザーで4人の子どもを育てる
(年子で3人の男の子ふくむ)
・震災後は千葉の親戚に身を寄せるが3年後に故郷に戻ってきた
・将来のことを考え大型二種免許を取得した
話をすごいちゃんと聞いてくれて
ちゃんと考えたシフトがすぐに出てきたので
(運転手の面接を受けた日に自分のシフトをみせてくれた)
震災にあって子供がいてシングルマザーでどうやって生きていこうかをものすごく考えたんだろうなと思いました。
そんな中でもいつもニコニコされていてすごいなと思いました。
地元のバス会社ができたワケ
・元は小型車と中型車が5台ほどの小さな旅行会社だった
・震災がきっかけで本格的なバス事業に乗り出した
・地震と津波の影響で電車が動かず原発の影響で大手のバス会社が撤退した
・求められるまま避難所からの移動や病院の行き来、通勤通学に車を出した
・現在およそ50人の運転手がいる
・市内を周る路線バス、企業や現場作業員の送迎バス、仙台や福島、
東京への超距離路線を運行している
大手バス会社が撤退していたことは知りませんでした。
本当に紆余曲折があってここまで来たんだなと感心しました。
光家さんの面接の際に子育てに配慮したシフト表まで出すことができるなんて
なかなかないと思いました。
バス運転手としての誇り
・地元のバスの運転手としての誇りがある
知り合いからバスの運転手姿が「かっこいい」と言われて「鼻高々」と
嬉しそうに笑っていました。
確かにこの決断、かっこいいと思います。
光家さんのサラメシ
手作り弁当
・から揚げ甘辛タレ・じゃが明太マヨあえ・クラゲきゅうり・ブロッコリー・ご飯
・豚汁
この日はシフトの間に介助員の方と休憩室でお弁当ランチでした。
この日のお弁当は少し豪華だそうで、それは週末息子さんが帰ってくるので
料理を仕込んだからそれをお弁当に入れたそうです。
年子で3人の息子さんを育てていた去年までお弁当はご飯、肉、揚げ物、ナポリタンは鉄板で入れていたそうです。
★★★★★★★★★★★★★★
光家さんは本当に明るい方で、震災というとても大変なことがあったとは
思えませんでした。
年子の息子さんたちのお弁当にナポリタンが必須だったというくだり、
面白かったです。
でも確かにアリかもですね。
サラメシ 毎週金曜夜8時15分~ NHK総合
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