2025年4月29日(火)の「天久鷹央の推理カルテ」第2話を見ました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
<キャスト>
天久鷹央(副部長・統括診断部部長)・・・橋本環奈
小鳥遊優(統括診断部 医師)・・・三浦翔平
鴻ノ池舞(研修医)・・・畑芽育
<第2話のゲスト出演>
水原真樹(患者)・・・森山未唯
真樹の母・・・斎藤由貴
第2話 水神様の祟りの謎
<患者の状態>
・両腕にいくつものつかまれたような手形
・錯乱していて何かに怯えている様子
<母親の話>
水原家は江戸時代豪農で田んぼにたくさんの水を引くため川の流れを変えたことで
水神様に祟られるようになった。
立て続けに子どもが亡くなったので井戸を祀ると子どもではなく大人に災いが
起きるようになった。
水原家は代々短命で、この母親は今年になって夫が亡くなったのを機に呪いなんて
バカバカしいと井戸を祀るのを止めたところ娘に異変が出るようになった。
娘は仕事のストレスなのか、何かに怯えるようになり、精神科でもらった薬を
服用しても体調は戻らなかった。
家にこもるようになった娘を数か月ぶりに外へ連れ出し、二人でランチを食べた
(日焼け止めをぬり、食事の前はアルコール消毒をした)。
家に帰る前に散策していたら、池をみて怯え、そのまま倒れてしまった。
<祟りの正体>慢性ヒ素中毒
・水原家の井戸に溶け込んだヒ素を飲料として飲んでいた
・長年飲むことで慢性ヒ素中毒となる
・水原家に起こった祟りと呼ばれるものは慢性ヒ素中毒の症状(色素沈着、貧血、神経障害、筋力の低下、嘔吐・下痢、悪性腫瘍)と合致
しかし母親は自分と娘は井戸水を飲んでいないと証言した。
祟りを信じていなかったからである。
水原家から病院に戻ると娘に異変が。
『溺れている』と鴻ノ池は表現した。
娘は処置室で口から水のようなものを吐き、苦しそうにしている。
<天久貴央の判断>心タンポナーデ
・心嚢に液体が大量に溜まることによって圧迫された心臓が十分に膨らむことができなくなる
<治療方法>
・心嚢穿刺で心嚢に溜まった液体を取り除き、副腎皮質ステロイド剤を
投与した
彼女が下した最終診断とは?
<天久貴央の診断>SLE(全身性エリテマトーデス)
・全身に様々な症状を引き起こす自己免疫疾患
・精神症状が強く出て臓器の異常が少なかったことから精神疾患として
治療された
・SLEには強い光を浴びることで皮膚に炎症がおきて(光線過敏症)、
ひどくなるとやけどのような水ぶくれが生じることも
・アルコール消毒には日焼け止めを溶かすものがあり、外で腕を何度も
触ったことで日焼け止めがとれ手形のような跡がついた
<治療方法>
・自己免疫疾患は完治が困難なことが多いが、適切な治療を受ければ日常生活を送ることは可能
精神科医の墨田は鷹央の頭脳を認めながらも、統括診断部の存続に賛成は
していなかった。
院長は一人の天才に頼ることは危険だと話す。
<今週のちょっといいセリフ>
院長:小鳥遊先生は何のために鷹央に協力してるんですか?
小鳥遊:自分自身が諦めなかった時の結果が知りたいんです。
次回は事務長である鷹央の姉・真鶴にピンチが訪れます。
また天医会総合病院の行方も気になります。
ちなみに小鳥遊医師は真鶴のことがちょっと気になっているようですね。
天久鷹央の推理カルテ 毎週火曜夜9時~ テレビ朝日
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