2025年5月13日(火)の「天久鷹央の推理カルテ」の第4話を見ました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
<キャスト>
天久鷹央(天医会総合病院副院長・統括診断部部長)・・・橋本環奈
小鳥遊優(天医会総合病院・統括診断部医師)・・・三浦翔平
鴻ノ池舞(天医会総合病院・研修医)・・・畑芽育
天久真鶴(天医会総合病院・事務長)・・・佐々木希
天久大鷲(天医会総合病院・院長)・・・柳葉敏郎
桜井公康(警視庁捜査一課・刑事)・・・平井浩行
湯浅春哉(清和総合病院・麻酔科医)・・・馬場徹
辻野咲江(清和総合病院・麻酔科部長)・・・安藤玉恵
八巻亮(清和総合病院・外科医)・・・長谷川純
秋津野乃花(清和総合病院・看護師)・・・中村ゆり
Karite.4 麻酔科医殺人事件の謎 ー解決編ー
麻酔科医殺人事件は依然として謎の中
・幽霊騒動の他に手術室で亡くなった遺族からと思われる脅迫状が湯浅の元にきて、カミソリが入っていたこともあった
・湯浅は優秀な研究者だったが、急に研究職を辞めてしまった
・真鶴の転院は院長の大鷲が却下したこともあり、真鶴の逮捕が間近に迫った
・湯浅は病院の麻薬を盗んでいたのではないかという疑惑があった
湯浅が麻薬の紛失に関わっている?
・病院に手術用の麻薬が盗まれていると匿名の通報があった
・匿名の通報では犯人は名指しされてはいない
・湯浅は麻薬更生施設の問い合わせをしていた
・湯浅からは麻薬は検出されていない
・事件後湯浅のロッカーが荒らされていた
そんな中、真鶴の容態が急変しそのまま亡くなってしまう
鷹央が指摘した事件のポイント
・湯浅は急に研究職を辞めた
・真鶴にペット(デグー)を引き取ってほしいと頼んだこと
・湯浅は脅迫状に入っていたカミソリで指に怪我をした
・事件当時湯浅が救急カートをぶちまけた
・事件後湯浅のロッカーが荒らされていた
犯人は麻酔科部長の辻野だった
・幽霊騒ぎは麻薬中毒者だった辻野がみた幻想で、湯浅はすぐそれに気づき
口裏を合わせた(麻薬中毒の症状を警備員に悟られないようにするため)
・湯浅は就職で世話になった辻野に恩義を感じ、社会的ダメージを受けることなく麻薬治療ができるようにと考えた
・湯浅に麻薬を辞めるよう言われた辻野はアレルギーを利用して湯浅の殺害を
決意した
犯行のカギは湯浅のアレルギー
・湯浅はマウスに対するアレルギーを発症して研究を離れざるをえなかった
・アレルギーのことを辻野は本人から聞いていた
防犯カメラが見ていた辻野の犯行と断定した殺人の手順
・手術台の防犯カメラだけアングルが変えられていて全体が見えないように
なっていた
・マウスに対するアレルギーがあった湯浅が使う手袋をすり替えた
(内側に大量のアレルギー物質を塗ってある・画像では確認できず)
・湯浅はアナフィラキシーショックの症状が出ていることに気づき、対応薬であるアドレナリンを探すも見つからなかった(辻野が持ち去っていた・画像では確認できず)
・湯浅はナイフで気管切開を試みたが、結果的に首を切ることになった
・監視カメラで様子をみていた辻野は病死のはずが出血した映像をみて事件性を
疑われるため証拠隠滅を図る
・蘇生に必要なアドレナリンがないことをごまかすため手術室の外から
救急カートを運ぶ
・湯浅の手から手袋を外す
・大量のアドレナリンを投与することで体内からアナフィラキシーの痕跡は
消え去った
その後湯浅のロッカーからアナフィラキシー対応の注射キットを抜き去ったことで
湯浅のアレルギーの存在をなかったことにしたのでした。
辻野が犯人である証拠は真鶴の殺害
・防犯カメラの映像がずらされていることから決定的な証拠に欠けていた
・鷹央は警察の操作が自分に及ばないようにするため真鶴を犯人として死亡させようと考えた
・真鶴の点滴に辻野が薬を投与して殺害を実行した
・外科医の八巻と看護師の秋津の協力で点滴は真鶴の体内にはつながらず容器にうつされていた
・真鶴の心電図はデータを飛ばして心肺停止を装った
・真鶴の心肺停止と聞き駆け付けた小鳥遊にメモで演技をするように伝えた
辻野の行動はすべて映像に収められていたので真鶴殺害の犯人であることは明白で、その後警察が調べれば麻薬中毒のことやアナフィラキシーのこともわかる、はずです。
湯浅は真鶴を助けるため筋弛緩剤を使おうとした
・湯浅は首を切ったナイフを真鶴が眠るベットに置いてしまったことに気付く
・真鶴に筋弛緩剤を投与すれば動けなくなるので点滴に入れようとした
最後の瞬間まで誰かのために動くってすごいことですね。
首からの出血が犯人にとって予想外だったというのは予想外でした。
病院をめぐる不穏な状況
・都議会議員の倉石が清和総合病院院長の袴田に天医会総合病院との業務提携を
提案する
・清和総合病院は赤字経営な上に麻酔科医による事件のダメージがある
・大鷹はどうして都議会議員の提案に乗るのか袴田には語らない
大鷹とは昔からの仲である袴田は彼は変わってしまったと嘆いていましたが、
どうして統括診断部をなくしたいのかも全く見えてきません。
真鶴のこともかばうことなく退職させようとするし、病院の行方については
全く先が読めません。
天久鷹央の推理カルテ 毎週火曜夜9時~ テレビ朝日
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