ポツンと一軒家 岐阜県

ポツンと一軒家 岐阜県 テレビ

2025年5月18日(日)のポツンと一軒家岐阜県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今週のゲスト:藤木直人さん、松下奈緒さん(前回から引き続き)
今回紹介したポツンと一軒家が同じ木工所さんからの情報だからゲストも

同じなのかな。

藤木さん:今週も僕たちでいいんですか?
松下さん:5分しか休んでないんですけど大丈夫ですか?
林先生:この番組間の休憩短いんですよー

確かに5分は短いかも。

捜索隊が教えてもらったポツンと一軒家情報
・カワイさん(70代後半)
・飛騨牛100頭飼育している畜産農家
・3世代6人同居


前回のポツンと一軒家で木工所で聞き込みしているときに大工の方の従兄弟がポツンと一軒家だという情報をきき、また木工所の社長の母である80代の奥さんに軽トラで案内してもらいました。


道は山に入ると落石注意の看板があり、道の壁が迫るような場所でした。
落石防止網が張り巡らされた道を捜索隊はこわごわと上っていきました。
すると谷間に沿うように牛舎が細長く並んでいるお宅がみえました。

今回捜索隊がお邪魔したポツンと一軒家情報
・カワイさん(70代)と息子さん夫婦(50代と30代)とその子どもの世帯
・飛騨牛の一貫経営をしている

肉牛生産は一般的に繁殖と飼育の経営が分離され一貫経営は約

・元は林業と稲作の兼業だった(周りの山も持っている)
・息子さんは農業大学校(2年の短大)で畜産を学び人工授精師の免許をとり

会社に就職
・7年前から家業を継承するようになった
・堆肥は販売しているがとても安い(100頭の牛の糞尿が出るため)


農家の長男ということ
・主は中学を出て家業の手伝いを始めた(5人兄妹だが男子は主のみ)
・主が21歳の時父親がバイクの事故で全身に麻痺が残り仕事ができなくなった
・当時両親と年老いた祖父、幼い妹と家族7人で暮らしていたが主が唯一の男手に
・親戚から結婚を勧められ21歳で結婚した
・父の世話は最後まで母が看たので主の奥さんは酪農の手伝いに専念した

肉牛農家を始めた主
・先代で売れるいい木を切ってすべて売ってしまった
・牛は農業のために少し飼っていたので何とかなると思い肉牛農家になった
・父がバイク事故で働けなくなり経済的にはとても苦しかった
・牛の数が少ないと生活できないので牛小屋を増やし牛の数を増やした
借金をして収入を増やすために牛を増やすという自転車操業
・最終的に5~6千万の借金に利息の支払いが300万ぐらいだった
・自動車のプレス工場に夜勤に出た


転機になった但馬牛の種付け権利
・当時は「岐阜牛」で肉質は低評価だった
岐阜県が高品質の牛肉の生産を目指し兵庫県の但馬牛の種牛を購入(安福号)
・安福号の種で繁殖を岐阜県が支援
・当時主の家は繁殖牛はおらず飼育牛のみだった
・村で30頭の枠があり1年目は5頭の種付け枠を購入した
・2年目も5頭分種付け枠を購入したが、牛の値段が暴落した

・但馬牛の優れた血統の種牛でも肉質のいい牛が生まれる保証はない
・肉質が悪ければ種付けから出荷まで4年近くの時間と費用が無駄になる
・肥育農家のほとんどが繁殖のリスクを恐れ種付けの権利を放棄した
 ⇒地域の割り当て30頭分の繁殖を主がすべて受諾した

林先生「これはギャンブルだなあー」

・岐阜牛の子牛の相場は約40万、肉牛が約80万円
だった(昭和60年代)
・安福号の子牛は80~100万、肉牛が100~120万とれるようになった

(肉質レベルがよかった)

もうみんな「お前ドル箱だったな」って          主のカワイさん

・安福号を買ってから5~6年後に「飛騨牛」が生まれた
・全国の品評会で飛騨牛は好成績を残し高級ブランド牛になった
・平成6年経営が大幅に改善した優秀な畜産農家として内閣総理大臣賞を受賞

(主49歳)
 ※当時は村山富市氏が内閣総理大臣だった
・平成16年度県下農協肉牛枝肉共進会最優秀賞を受賞した
(安福号の種付け開始から23年後で主60歳)
・借金は20年前にすべて完済した(主60歳ぐらい)

辞めれなくて続けてきた                 主のカワイさん

黒毛和牛の興味深い決まり
・牡牛は漢字表記、牝牛はひらがな表記(日本全国どこでも)
・祖父までの血統がわかるようになっている
・名前は8文字以内
鼻紋で固体を識別する(鼻と鼻の間のシワ)
・黒毛和牛の銘柄として飛騨牛がある(未経産の牛)
・今までの最高値は1頭750~760万

捜索隊にお昼のお誘いが
飛騨牛A5等級と野菜をホットプレートで焼く
・ご飯と一緒にいただく


捜索隊の方もあまりのおいしさに箸が止まらない感じでした。
これは美味しいですね。


今年会社にして経営は長男に譲った
・長男の奥さんも人工授精師の資格を持ち酪農の会社に就職していた
・長男の夢は品評会の最優秀賞を取ること

一回ぐらい一番を獲りたい            主の長男のユキノリさん

・長男の奥さんは家族団らんが一番と話す


賞が獲りたいという長男さんと家族が食べれればいいという奥さんは

とてもいいコンビだと思いました。
所さん「いいお嫁さんだね」
主は飄々とこれまでの半生を語ってくれましたが、ものすごく苦労をされていて、
借金を完済してからより借金をしている期間のほうがずっと長いんじゃと思うと
本当にすごいなと思いました。

ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日

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