2022年2月22日（火）のお昼に「剣客商売」がやっていてついつい見てしまいました。
第４シリーズ 第６話 誘拐（かどわかし）の回です。
藤田まことさん主演で懐かしく見ていました。
藤田まことさん扮する秋山小兵衛の息子の大治郎役を山口馬木也さん、佐々木三冬役が寺島しのぶさんでした。
寺島しのぶさんが三冬役をやっていたのかとなんとなく見ていたら、あまりの怒涛の展開につい最後まで見てしまいました。
以降少しだけネタバレです。細かいところは覚えていないこともあるのですみません。
ある時息が今にも絶えそうな女性から三冬は荷物を預かります。
それは高価な香でした。
するとまもなく三冬は何者かにさらわれてしまいます。
大治郎は色んな所に掛け合って三冬の拾ったものについてや三冬の居場所について関係各所に動くように働きかけます。
が、どうしても動きが鈍くいらいらしているところに自分を尾行する男に気づき、捕らえます。
男から三冬が巻き込まれた事件や居場所が分かると、単身その屋敷に乗り込みます。
斬りに斬って、屋敷からは火の気も上がります。
そこに奉行所の援軍なのか武士が次々と御用といって入ってきます。
大治郎は三冬を捜すも一向に姿が見えません。
屋敷の火が回るなか、大治郎は水をかぶると一人、屋敷の中に消えていきます。
（すごい火です、周りがみえないぐらいです）
何かに気づいたように大治郎が走っていきます。
入口で待つ小兵衛の前に三冬を抱きかかえた大治郎が現れます。
事件は解決しますが、公にされることなく処分が下るという話を聞きます。
寝込んでいた三冬が目覚めるとずっと待っていた大治郎が駆け寄ります。
その後三冬の父の田沼意次から事件での活躍や三冬救出のお礼の歓待を受けます。
すると田沼から三冬を嫁にもらってほしいと言われ、口ごもる大治郎を横に小兵衛がお礼をいいます。
それから一か月後の良き日に二人は祝言をあげました。
というものですが、タイトルが誘拐（かどわかし）だったのに、この大立ち回りといい、最後は主要キャラの結婚といい、こんなに濃い一話ってあるんだろうかと驚きました。
せめて祝言の下りは次回になるのかなと思いましたが、そんなこともなく。
一人で屋敷に飛び込むのもすごすぎですし、何人斬ったのか分からないぐらいでした。
しかも三冬は外の地下牢みたいな場所に閉じ込められていて、火が回る中気も失って声も出せなかったのに、なぜか大治郎は発見できるというハラハラしすぎな展開でした。
とにかく火の勢いがすごかったです。
本当にあちこち燃えていて、あれは役者さんも熱いんじゃないかと思いました。
いやーもうすごすぎました。
剣客商売、恐るべしです。
次作も見れたら見ようかな。
剣客商売 月曜から金曜 昼１２時３０分～ テレビ愛知
