2022年6月7日(火)の「正直不動産」は第10回最終回「正直不動産、誕生」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回のテーマとしてはサブリース契約と文化財保護法ですね。
2億円の土地を相続したオーナー(星田英利 旧ほっしゃん。)にミネルヴァ不動産がいち早く駆け付け、自社に有利なサブリース契約を結びます。
サブリース契約
不動産の所有者からサブリース会社が一括で部屋を借り上げ、それを第三者に貸す(転貸)契約のこと。
サブリース会社はオーナーに代わって賃貸経営を行い、空き部屋の有無にかかわらずオーナーへ賃料を保障する契約。
<サブリース契約のメリット>
オーナーは家賃保証を得ることができ、安定した家賃収入が得られる
<サブリース契約のデメリット>
家賃保証額が相場より低くなる場合がある
サブリース契約の途中解除ができない場合がある
(オーナーが貸主、サブリース契約会社が借主となり、建物の賃貸借に関する法律では借主を保護する立場となることが多いため)
修繕費用に関する書面を確認する必要がある
免責期間の有無を確認する
サブリース契約をめぐるトラブルとして有名なのはレオパレスですね。
レオパレスの場合、サブリース契約にプラスして施工不良の物件を建てているという二つの問題がありました。
一部のオーナーはレオパレスを相手に訴訟を起こして現在も係争中です。
ミネルヴァ不動産とサブリース契約をしたオーナーの土地から遺跡が出てきて、今度は発掘調査のために土地が塩漬けとなってしまいます。
しかしミネルヴァ不動産との契約は依然としてあるのでオーナーは身動きが取れなくなってしまいます。
文化財保護法
個人の土地で土器や石器が出土した場合、その遺物は埋蔵物として現状を変更することなく近くの教育委員会に届ける必要がある。
発掘に関する費用は原則所有者負担となる。
永瀬は願掛けしたおかげで嘘がつけるようになりますが、自分の意思で正直に話すようになりました。
このサブリース契約をしてしまったオーナーのために、ミネルヴァ不動産へ乗り込みますが、鵤社長は契約解除でいいが、違約金として家賃収入の6か月分、660万を支払ってほしいと言います。
そこに登坂社長が駆け付け、鵤社長が解体業者から遺跡が出たことに口止め料を払ったのは本当かと迫ります。
口止め料が事実ならミネルヴァ不動産は行政処分だけではなく詐欺罪になると花澤が言います。最悪業務停止が免許取り消しに陥る可能性があります。
鵤社長は表情こそ変えませんが、サブリース契約も違約金も諦めたようで帰れと言います。
しかし登坂社長は更地にした費用ということで300万を置いて立ち去りました。
結局おいしいところは登坂社長に持っていかれちゃいましたね。
結局この月の営業成績は永瀬よりも月下のほうが良く、(二人が凄く良かったのですが)月下もすっかり頼もしくなりました。
これからもこのコンビが見たいなと思っていたところで最終回とはなんとも寂しいです。
でも次週は「正直不動産 感謝祭」があるので、これは楽しみですね!
正直不動産 毎週火曜夜10時~ NHK総合
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