2022年7月27日(水)の「プロフェッショナル 仕事の流儀」の「出川哲朗という道~リアクション芸人・出川哲朗~」を見ました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
冒頭からいつもの「プロフェッショナル」とちょっと違う感じでした。
企画を見せてどんなリアクションを取るか?を映していました。
てっちゃんうれしそうでした。
冒頭出川さんは自分のことを
「芸人ではないです。
漫才やコントをやっていないので、芸人さんとは本当は言えないんですよ。
逃げなのかもしれないけど「リアクション芸人」としか言えないです。」
と話していました。
出川哲朗ファイル
・仕事が休みで神宮で試合があるときは必ず応援に行くというヤクルトスワローズ一筋40年にして名誉会員1号
(2号 村上春樹、3号 さだまさしの3人)
・CM契約数7つ
(4年前に男性タレント日本一を達成)
大切にしているスタンス:ノーガード
すべてを受け入れる態勢にはしているつもりでいる
面白さも全部引き出してもらっているから
リアクションへのこだわり:リアルガチ
苦手なことでも踏み込むと「笑いの神」が落ちてくる確率が高くなると思う
ハプニングが起きて思っている以上のことが起こるからリアルガチのほうが好き
出川哲朗STORY
・兄と姉を持つ3人兄弟の末っ子
・実家は3代続く老舗の海苔問屋
・俳優を志し19歳で映画の専門学校に入り、卒業後は同級生(ウッチャンナンチャンら)と劇団を旗揚げ
・26歳でウッチャンナンチャンに誘われてバラエティ番組に出演したことがきっかけで体当たり系の仕事をするようになる
・芸人としては間違ってないと思いつつ、誹謗中傷が家族に及んだときは家族に申し訳ないと母に詫びると「どんなジャンルでも日本一になるのはすごいことだから胸を張れ」と応援される
・48歳の時、自分が応援されるようになったことを感じる
後悔というか残念に思うこと
自分が応援してもらえるようになったことを母親に見せられなかったこと
本当にそうですね、兄弟交えた親戚との食事会の仲睦まじい様子を見ていると、ここにお母さんもいたらもっとよかったですよね。
今後のバラエティ番組に影響を与えるかもしれない出来事
BPO(放送倫理・番組向上機構)が痛がる様子を笑う番組に対し「いじめの危険性」があるとして製作者に配慮を求める見解を出す
→出川さんはリアクション芸を残し、見る人が安心できるようなものを模索している
(古典芸能みたいになる、特殊な訓練を受けた人がやっている等々)
出川さん、パンサー尾形さんと立ち話していましたが、確かにブレてなかったですね。
かっこよかったです。
上島龍平さんが亡くなる
上島さんとの思い出を語る出川さんは泣いていました。
61歳の上島さんと58歳の出川さんは同年代です。
「竜さん 何やってんだよ
で、あとごめんなさいかな 気づいてあげられなくて
でもね やっぱ最後は ありがとうですね
あと見ててくださいかな」
最近の仕事の傾向について
・事前のアンケートが勝負なので時間をかけている
・体を張る仕事が減っている
最後に「プロフェッショナルとは?」をジェットコースターに乗りながら答える
ブレないで、自分の好きなことを見つけること。
出川さんがテレビに出るきっかけとなったおそらく「夢で逢えたら」の仕事でジェットコースターに乗ったことから「原点に戻る」という番組側の意図でした。
出川さんは「俺の知っているプロフェッショナルじゃない」とぼやいていました。
内村さんも登場してましたが、こうやって見ると出川さんは確かに気取らないし体当たり芸をすることを一心にしている感じで嫌味がなく、そこから生まれる素のリアクションがくすっと面白いんですね。
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