2022年9月21日(水)の「にっぽん百低山」は「天城山・静岡」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
天城山は静岡県の修善寺が最寄り駅になるんですね。
流石に登山口はバスで30分かかる場所ですが。
名前は知っていますが、位置関係がいまいちわかっていなかったです💦
ゲスト:富永美樹(フリーアナウンサー)
この時の富永さんは髪を染めていますね!
まだメガネをかけていないし、なんだかちょっと新鮮です。
富永さんはこちらのほうに生活拠点があるそうです。
今回登る山:天城山(標高1406メートル)
今回のルート:精英樹~皮子平~原生林~万三郎岳(ゴール)
天城山の特産品わさび畑が広がる
登山口に行くまでの川沿いにわさび畑が広がっていました。
400年前から栽培されているそうです。
徳川家康がわさびが大好物で、わさびの葉が徳川家の家紋、三葉葵に似ていることから大層気に入っていたそうです。
ちなみに登山口までも結構な道のりでした💦
精英樹とその種子が使われた林
精英樹とは樹齢130年の杉の巨木で、幹回りはおよそ4メートルもあるそうです。
天城山一帯の杉はこの精英樹の種子が使われているそうです。
また源頼朝が鶴岡八幡宮の造営にこの場所の木を使ったそうです。
不思議な苔団子の風景
苔がまるでお団子のようになっていて、しかもふかふかで類さんが指を突っ込んだら埋まってしまうほどです。
苔団子の正体は空洞が多く水を溜めやすいので苔が生えやすい軽石に苔が生えたものでした。
天城山の中腹に広がる平らな林(=皮子平)のワケ
皮子平には天城山の噴火口があり、3200万年前に噴火し、溶岩が流れ平らになった(溶岩台地)そうです。
軽石も噴火で流れ出たものだったそうです。
手付かずの自然が残る稜線のぶな林は国指定の特別保護区に指定されています。
かつて天城山は幕府直轄地(=天領)だったため自然が豊かなんだそうです。
天城超えならぬ天城登りから山頂へ
最後はかなり急登になります。ちょっとびっくりするほどです。
道は本当に細く、一人だと迷い込んでしまいそうな本格的な登山道です💦
するとヒメシャラの群生が見えてきました。
ヒメシャラは幹が薄い茶色で明らかに他とは色合いが違いとてもキレイです。
富永さん、この木にすぐ気が付きました。
山頂近くでは遠くに富士山を見つけました!すごいですね。
山頂の万三郎岳も木々に覆われ、急に山頂についた感じでした。
今日のお楽しみ:あぜみちにて
今日の乾杯🍻:伊豆の地酒とマグロとかつお節がのった丼にわさびを自分でするわさび丼
類さんはわさびつけすぎてもがいていました。
今回はすごく本格的な登山でした。全然天城超えって感じでも川端康成の世界でもなく、さすがに松本清張の世界でもなかったですね。
類さん、富永さん、お疲れ様でした!
今回の一句:妖精の 歌声幽か 苔青し 吉田類
にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合
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