ドキュメント72時間 大坂 アパート

ドキュメント72時間 大坂 アパート テレビ

2023年1月13日(金)の「ドキュメント72時間」は「大坂 昭和から続くアパートで」でした。

今回はなかなかディープな世界でした。

今回の舞台:大坂住之江区の3棟のアパート(穂高荘、乗鞍荘、白馬荘)
・1965年築のアパート、お風呂(一か月5000円)、トイレ、洗濯機は共同
・家賃:6畳と4畳半の部屋は3万5千円、4畳半は1万9千円
・3棟全部で150戸のうち入居しているのは半分程度

<基本情報>
一階のお店が入っていたスペースに住人たちが集う集会所がある
8時半に開けて13時になるとシャッターを閉めて管理人さんは帰る
造船業や鉄工所が盛んだった地域なので、住人には職人が多い
住人の多くは一人暮らし
最近は昭和の雰囲気を求めてロケ地として借りる人たちもいる

管理人(77歳)
管理人を50年やっている
以前姿を2日見かけなかった住人を3日目に見に行ったら亡くなっていたことがあったので、姿を見ない住人に気を配っている

女性(84歳)
長年亡くなった夫と暮らしたマンションを引き払い4年前に終の棲家として越してきた
部屋を出ていく人が置いていったものが多い、『自分が持ってきたのはテレビ、ストーブ、やかん、布団だけ、みんな優しくてありがたい』

建設業(76歳)
認知症の妻と暮らす、妻が料理を作ることが難しいので出前をとることもある
妻のためにも住み慣れた場所であるこの場所で暮らしている

女性(73歳)
2年前、家賃が安かったからこのアパートに入居した
身内が亡くなったので独り身だと話す

男性(66歳)
40年以上このアパートに住んでいる
40代に入る前、足に大やけどを負ってから思うように仕事ができなくなった
『いいことは3分の1、悪いことは3分の2』

元建設業(76歳)
朝晩2回、率先して廊下の掃除をしている
野良猫がおしっこをするので、モップで拭いている
済み始めて20年以上経つ
息子家族がいるが、『同居して家庭が壊れたら困るので、これ以上は何もいらない』

元鉄筋工(72歳)
脳卒中の後遺症で左半身に麻痺がある
生活保護をもらって生活している
入居の準備を管理人さんたちで手伝っていると、開けた窓が締まらなくなってしまい、ベニヤ板でふさぐことになった。
アパートの男性陣がお手伝いしてちゃんと寸法ぴったりの板を用意してくれた。

★★★★★★★★★★
みんなが力を合わせてこのアパートでの生活をしている感じがしました。
集会所ではたまにやきそばパーティーなどをするそうですが、その軍資金はみなさんが集会所で飲んだアルミ缶でねん出するそうです。
トイレもお風呂もキレイに掃除が行き届いていて、建物がもつ限り、みなさんが楽しく過ごせたらいいなと思いました。
きっと3棟の大家さんは同じ人なんじゃないかなと思いました。

ドキュメント72時間 毎週金曜夜10時45分~ NHK総合

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