ポツンと一軒家 宮城県

ポツンと一軒家 宮城県 テレビ

2023年3月5日(日)のポツンと一軒家宮城県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今回のゲスト:赤井勝さん、藤本美貴さん
赤井さんはフラワーデザイナーということで、野生の植物の生命力の強さを話してくれました。ということでいつでも花に気がいくそうです。
今回は宮城県のポツンとでしたが、主の生き様を見ていると色々考えさせられるものがありました。

捜索隊が聞き込んだポツンと一軒家情報
・住宅ではない
・災害ボランティアで県外の人
・羊の飼育場

目指すポツンと一軒家までの道はそれほど難しくはなかったですが、途中がけ崩れの跡がありました。最後は砂利道でタイヤが足を取られていましたが、なんとかたどり着きました。

今回のポツンと一軒家情報
・カナイさん30代
・復興支援を続けるための収益として羊190頭を育てる
・わかめ羊というブランドで販売

主が大学生の時に震災が起きて人生が変わる
震災が起きたとき、何かしたいと学生向けのボランティアバスに参加し、瓦礫の撤去や海岸清掃に参加しました。
被災地を訪れて自分の人生を考え直すぐらいの衝撃をうけ、大学4年に上がる目前で大学を中退し、復興支援のため移住したそうです。

復興支援のNPO法人は現在メンバー3人
主が参加した当初はもう少しメンバーがいたそうですが、現在は3人で活動しているため、山の上の牧場で羊の世話を一人でしていており、多忙を極めていました。

南三陸わかめ羊の名のブランド羊肉を販売
漁師の手伝いでメカブの茎をそぐ作業を手伝った時、茎が大量に余って廃棄されていることを知り、エサに使ってみたところおいしい肉となったそうです。
現在では直売所やネットでも販売しているそうです。

羊毛はコロナ禍の影響を受ける
羊は年に一度体温調整のため毛を刈り取りますが、今まではその毛は地元の方に協力してもらってセーターや帽子を作ってもらいイベントで販売していましたが、コロナ禍でそれが難しくなり、去年からは原毛のまま専門業者に売却していました。
コロナ禍で色んな活動を制限されてしまったのですね。

捜索隊、ジンギスカンをいただく
主が参加しているNPO団体の代表が営む牧場脇でわかめ羊のジンギスカンを提供しているそうです。
そのジンギスカンを捜索隊にふるまってくれました。
わかめ羊からとれたラードを使い、大体地元の野菜とわかめ羊でジンギスカンを代表自らが作ってくれました。
味は濃くて旨みが強いそうです、またとてもあっさりしていてたくさん食べられるということでした。

ポツンと一軒家は再び空き家に・・・
山の上の羊牧場には電気・水道が不通のため、羊の飲料用の水を麓の牧場で300リットル以上タンクに詰めて毎日運んでいました。
そのことや途中のがけ崩れの問題もあり、麓の拠点近くに引っ越しをするそうです。
当日はひとり助っ人がきて二人で引っ越ししていました。
トラックまで道とスロープを作り、後ろから追い込んで羊をトラックに乗せました。
あとは後日飼育舎を解体すれば作業が完了するそうです。

主の夢はわかめ羊を地場産業にすること
主が南三陸町で頑張る理由はこの町が好きだからだそうです。
わかめ羊の事業を軌道にのせ、もっと地元で雇用が産まれるようにしたいと話していました。
★★★★★★★★★★★★
震災を見て人生が変わった主にとって、わかめ羊を広めることは悲願だと思います。
生きものを世話するのは本当に大変だと思いますが、そのようなそぶりも見せないで頑張る主に頭が下がる思いです。
この番組をきっかけにわかめ羊がたくさん売れるといいなと思いました。
また茎をつかったエサがとても有効だということで、この飼育法が他の生き物にも広がるといいなと思いました。

ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日

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