にっぽん百低山 天城山 静岡

にっぽん百低山 天城山 静岡 テレビ

2023年8月2日(水)のにっぽん百低山天城山・静岡でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。


今回は2022年9月22日の再放送でした。
最寄り駅は修善寺駅です。有名な温泉街ですね。
バスで30分で登山口に到着です。


今回登る山天城山あまぎさん(標高1406メートル)
今回のゲスト:富永美樹さん(フリーアナウンサー)
今回のルート:杉の樹林帯(精英樹)~皮子平~稜線~天城山万三郎岳

富永さんはトレッキングなどが趣味ということですが、

今回登る山はすごい高いし大丈夫でしょうか。

登山する前にいきなり寄り道・・・
登山口に向かう前に天城山特産のわさび畑が広がっていました。
わさびは徳川家康の好物で、わさびの葉が徳川家の家紋「三つ葉葵」
似ていたことからもお気に入りだったそうです。
そして林道を2時間歩いてようやく登山口に到着です・・・

小さな登山口を入ると鬱蒼とした森
天城山の登山口もほんの小さな脇道のような感じです。
入るとシダ科の植物が茂っていて、一気に鬱蒼としてきます。
かつて源頼朝が鶴岡八幡宮を造営にこの場所の杉を使ったそうです。
すると樹齢130年の『精英樹』と呼ばれる巨木がありました。
今天城山一帯の杉のほとんどは、精英樹の種子が使われているそうです。
天城山の良質な杉は選ばれた杉を植えることで保たれているのですね。

一面に広がる苔団子
奥へ進むと苔が生えた場所に出ました。
苔が丸くなっており、苔団子のようになっています。
類さんが指を入れるとすっぽり入ってしまいました。
この辺りの石は軽石で水分がとどまりやすく

苔が生えやすいそうです。

平らな『皮子平』のナゾ
平らなので景色が変わってみえます。
この地はかつて天城山の噴火口があった場所でした。
そして溶岩が堆積したことで平らな場所になりました。
軽石もこの時の噴火で流れ出たものでした。


今度はブナの原生林
国立公園の特別保護地区に指定されているということか、

とてもキレイです。
天然の自然が残されているのは、徳川幕府時代

天領として守られてきたからでした。
幕府の直轄領として厳しく管理されたからこその原生林なんですね。

急に始まる急登・・・
類さんが「天城超えなんてロマンチックなものじゃない」と

ぼやくぐらいすごい坂でした。
岩がごつごつと広がっていて、岩の上を登っていく感じです。
坂を抜けて稜線に出ると歩きやすいですが、

ここからまた1時間歩くそうです。
すごいハードですね。


山頂は木に覆われた中に
山頂にはボードがありますが、山のてっぺんということで

残念ながら眺望は望めませんでした。
その手前で眺望が開けた場所がありましたが・・・
山頂は周りを木で覆われているせいか、

いつもよりかはちょっと頂上感がなかったですね。

下山の後のお楽しみ:あぜみち
伊豆の地酒で乾杯し、沼津港直送のマグロと

かつおぶしがのったどんぶりにさわびをすっていただく
わさび丼を頂きました。
するとやっぱりわさびをつけすぎた類さんは、

体をゆすって苦しんでいました・・・

今日の一句 妖精の 歌声かすか 苔青し 吉田類


★★★★★★★★★★★★★★
歌や小説で有名な天城山、どんな場所かと思いましたが・・・
想像以上にハードやな山でした。
でもかつて幕府の直轄領だったことから、

原生林の迫力がすごくて、神秘的な場所でした。
しかり今回の登山は大変だったのではないでしょうか、

暑そうでしたし。
二人ともお疲れ様でした。

にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合

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