2023年10月12日(木)の「サラメシ」の「バット職人の中塚さんに昼がきた」を見ました。
以下その部分だけですが、まとめと感想と少しネタバレです。
<バット職人の中塚さんに昼がきた>
今回は木製バット出荷量日本一を誇る富山県南砺市福光で
バット職人をしている30代の中塚さんが主人公でした。
バットを作りたいと富山にやってきた
現在33歳の中塚さんは、バット職人になるため11年前に富山県にやってきました。
選手の要望は感覚的なものなのでとても難しいそうです。
だからこそこの人が作ってくれたならという信頼関係が大事で、
中塚さんも会社に入って間もないころ接客したお客さんから
そのことに気づかされたそうです。
創業42年のバットメーカー
これまで野村克也さん、新井宏昌さん、掛布雅之さん、落合博満さんなど
数々の名選手のバットを手掛けてきた会社は、現在社会人、大学野球向けを中心に
年間1万本を生産しています。
主力はオーダーメイドのバットです。
現在機械を使ってバットを作る会社が多いなか、
お客さんの要望に応えやすいということから手削りでの生産を続けています。
社長から後継ぎに指名
現在社長の大内さんは82歳で、社長さんから後継者に指名された中塚さん。
社長の打診はびっくりしなかったそうで、
社長さんもやりたかったんじゃないのと笑っていました。
来年度には社長を交代するそうで、現在は職人の仕事に加えて、
取引先とのやり取りや事務仕事など、勉強と引き継ぎ作業で大忙しだそうです。
中塚さんの奥さんはもともと保育士さんでしたが、
夫の社長へ就任することを機にこの会社に転職し、
将来的には経理の仕事をする予定だそうです。
ご夫婦は高校時代からの付き合い
中塚さんご夫婦は高校時代野球部の選手とマネージャーとして知り合ったそうです。
それからずっと一緒ということで、とても仲のいいご夫婦です。
社長の家の隣に家を建てる
ここは元々社長さんの家の敷地でしたが、そこを買い取って家を建てました。
それも社長さんの提案だそうで、中塚さんのお子さん達も
社長さんにとても懐いているそうです。
社長さんは現在一人暮らしということで、
お子さんの声も社長さんには嬉しいそうです。
中塚さん夫婦のサラメシ
・仕出し弁当(一人分)
・家のおかず、ご飯
一食350円の仕出し弁当を持って会社の目の前にある自宅に夫婦で戻りました。
仕出し弁当は入社以来ずっと食べていたそうです。
現在は家を会社のすぐ近くに建て、奥さんも一緒なのでご飯の支度もできます。
しかし今仕出し弁当を頼んでいるのが中塚さんを入れて3人で、
中塚さんが辞めてしまうと持ってきてもらえなくなると知り、
やめられなくなったそうです。
普段食べないおかずが入っている楽しみもあるので、
これもいいかなと話す優しい中塚さんでした。
好きなおかずを分け合って食べる仲のいいご夫婦でした。
★★★★★★★★★★★★
中塚さんは本当にバットが好きで熱心なのがすごく伝わってくる方でした。
社長こだわりの手削りの技術をなんとか継承していってほしいなと思いました。
せっかくの技術なので、もっと評価されるといいなと思いました。
サラメシ 毎週木曜夜7時半~ NHK総合
見逃した方はU-NEXTでどうぞ。今なら31日間無料体験。