ポツンと一軒家 秋の2時間スペシャル

ポツンと一軒家 秋の2時間スペシャル テレビ

2023年10月15日(日)のポツンと一軒家秋の2時間スペシャルでした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今回のゲスト:山里亮太さん(南海キャンディーズ)、堀田真由さん
堀田さんが滋賀県出身と話すと、所さんが「滋賀県いいよね!」と

食いついたのがちょっと意外でした。
所さんって関東の人っていうイメージが強くて。

今回は秋の2時間スペシャルということで山形県高知県の2本立てでした。


今回捜索隊が聞き込みしたポツンと一軒家情報(1本目の山形県)
・コンゴウサンという神社 
 →人が住んでいる家ではない

しかしここで新たなポツンと一軒家情報を入手
・神社から6キロ離れた場所
・オオタさん夫婦(70代)
・元米農家


まず神社を確認に向かうことに
人づてに道を聞いた方が神社の世話人ということで、

神社の由来を教えてもらいました。
昭和17年この地で大火事が発生し、火伏せの神様として大和武尊やまとたけるのみことを奉った

栃木県の古峯神社の分社を山の上に建て奉ったのが金剛山神社の始まりでした。
道案内もしてもらって神社に向かいましたが、

舗装された道を一本入ると砂利道で、地元の人しか知らないような道でした。
車を降りると素人目には道が分からないような急傾斜の道?を歩いていきます。
よく見ると木を使った手作りの階段がありますが、

とにかく急で捜索隊は戸惑いながら必死について行きました。
小さな神社はキレイに手入れがしてあり、草刈りもしてあります。
数年前まではお祭りもして、かつては盆踊りをしたり相撲大会をしたりしたそうです。
今は自治会で10人ほどが清掃活動をしています。
場所が山の上だけに、これからどうやって管理していくかが課題だそうです。


今回お邪魔したポツンと一軒家情報(山形県)
・オオタさん夫婦(70代と60代)
・家の反対側には本家がいたが麓へ降りた
・昔は米農家、今はワラビやニラを出荷している

引綱を飾る風習がある
オオタさんの車庫には『羽黒山 魔除け引継ひきづなが飾ってありました。
道案内をしてくれた方の自宅にも火災除けの引綱がありました。
とても大きくて立派なものです。


主が脳卒中で倒れる
主は65歳の時、脳卒中で倒れてしまいました。
現在はお元気ですが、右半身に麻痺が残り、話しにくそうな感じがあります。
家ではリハビリがてら草刈りや畑をしています。
体が思うように動かずもどかしい中、それでも毎日体を動かしているそうです。

ニラ料理をご馳走になる
ニラは3回収穫できるそうですが、今年は暑すぎたのか花が咲いてしまったので、

収穫は2回だったそうです。
奥さん曰く花が咲いてしまうとニラが硬くなってしまうそうです。
それでも捜索隊が蕾がついたニラを食べてみたいとお願いして食べていたりしたら、

奥さんがニラ料理をたくさん作ってくれました。

・ニラ玉
・ニラのおひたし(ツナマヨネーズ和え)
・ニラ穂のおひたし
・ワラビの塩漬け(生姜・三杯酢あえ)

どれもすごくおいしかったようで、

捜索隊は全部タッパーにいれて持って帰りたいと話していました。

ご夫婦はとても仲が良く堅実な方で今の生活が続けばいいかなと

控えめに話していました。

捜索隊が聞き込みしたポツンと一軒家情報(2本目の高知県)
・ナカヤマさん(80代)
・ご夫婦と息子さんと3人暮らし


道を尋ねた建物は元小学校で今は宿泊施設やコンビニ、

地元の交流場所になっているところでした。
現在ではここで結婚式をしたり、学生の部活動の合宿などにも対応し、

年間約800人が宿泊に訪れるそうです。

宿泊施設の館長さんに案内してもらうと、細い橋の手前まで来ました。
車が停められないかもしれないから違う道でということで先に進むと、

途中から未舗装路になり轍はありますが、
かなりの悪路に捜索隊も「えー!」を連発しています。

今回お邪魔したポツンと一軒家情報
・ナカヤマさん夫婦(80代)
・田んぼだけで5反(約1500坪)ある広大な敷地

主は営林署に勤める一方で畑仕事も
主の済む場所より奥は国有林ということで営林署に勤め、

間伐や植林などの仕事をしていました。
その合間に家の棚田で育てた米とさつまいもを出荷していました。
今では一部の棚田で野菜を育て、自分が食べる分と知り合いにあげる分だけを

育てているそうです。

林業が盛んだった地域に不可欠なトロッコ
60年前まで道路が未整備だったため、山から切り出した木材を

木馬きんまで運搬していました。

木馬 油を塗って滑りをよくした木組みの道を人力で曳く

それらの木材をトロッコ道まで運び出し、
車輪のついたトロッコに載せ替えて運びました。

家までの道は夫婦で鍬で整地して作ったそうです。
すごいですね!

堰堤は砂防ダム
家の敷地の周りには川が流れており、川が氾濫して土砂災害があったため、砂防ダムが築かれています。
その堰堤えんていの上に橋をかけてもらったそうです。
それは主の家への道が砂防ダムによってなくなってしまうからでした。


驚愕のドライビングテクニック
主は家から堰堤の上にかかる橋を生活路として使っているそうです。
しかしその道はとても細くガードレールもありません。
家からの道は急斜面のつづら折りになっていて、切り返す必要もあります。
最後の堰堤にかかる橋は幅2メートルしかないが、

橋にぶつけたこともないということでした。
スタジオではその危険度高い道に全員がハラハラしていました。


奥さんを12年間献身介護
奥さんは12年前に脳腫瘍を患い、体が不自由になりました。
片耳は聞こえなくなり、視力も低下し、会話も不自由だそうです。
現在は家事全般を主が行い、息子さんと2人で介護をしています。
介護施設に行く話も出たそうですが、

自分が看るからと連れて帰ってきたそうです。
そんな主にとっても介護は大変だと話しますが、
「居るだけでええから」とぽつりといいました。
奥さんは顔つきはしっかりしていて、口から食事をしたり

ものを飲んだりすることができます。
捜索隊と対面したときも言葉は出ませんでしたが、

ご挨拶をするようなそぶりが見えました。
主の介護のたまものなのだと思いました。


★★★★★★★★★★★★
今回は2本立てでした。
二軒ともご夫婦のどちらかが病気で不自由な生活をされていましたが、

それでも自然豊かで安心できる場所で過しているということで、
リラックスしている様子がよく分かりました。
特に高知県のご夫婦は年齢が高いので、

どうかいつまでも元気でいて欲しいと思いました。

ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日

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