2023年11月5日(日)の「ポツンと一軒家」は宮崎県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回のゲスト:武田真一さん(アナウンサー)、田中あいみさん(演歌歌手)
武田さんが熊本出身というのを今回初めて知りました。
田中さんという方はすごく関西弁ですごくしゃべりのオーラを感じました。
捜索隊が聞き込みしたポツンと一軒家情報
・カワノさん(70代)
・元別荘
・ホタルの観察会を行う
・キャンプゴンダイという施設で普段住んでいない
・義弟と一緒に施設を経営
聞き込みした人が詳しい人を紹介してくれましたが、
そこの奥さんがディレクターの早川さんの大ファンだそうで、
「こんなに近くで見れるとは」と大興奮です。
目指す場所まで案内してくれることになりましたが、
山道に入ってから細い脇道に入ると石がごろごろした未舗装路になりました。
捜索隊が「パンクが怖い」と漏らすほどです。
最後は歩いて目的地にたどり着きました。
その日は建物の主は不在だったので後日出直そうとしていたら
「すみませーん、早川さん。連絡が取れました。
早川さんのためなら、一肌でも二肌でもなんぼでも脱ぎます!」
と嬉しそうに主の連絡先を書いたメモを見せてくれました。
建物の持ち主は先ほどの女性の義弟さんだったそうで、
その方の連絡先と取材許可も取ってくれました。
今回お邪魔したポツンと一軒家情報
・カワノさん(70代)
・合計4ヘクタールの山を買い植林
・椎茸の原木栽培をして道の駅で販売している
兄の死をきっかけにUターン移住
主は大学卒業後、製鉄所のメンテナンスや新工場のプラント工事などの
仕事をしていました。
しかし母親の世話をしていた兄が50代で他界したのをきっかけに
亡き兄の遺した会社の跡継ぎと母親の世話をするために実家に戻りました。
その会社はその後清算し、「みやざき地頭鶏」を育てる養鶏業を始めました。
山を買い広葉樹を5500本植林
主は元々山暮らしにあこがれがありました。
Uターンした後、実家近くで売りに出ていた山を買い、ケヤキやヤマザクラ、クヌギなど広葉樹2500本を植林しました。
その後山を買い足し、クヌギを3000本植林しました。
クヌギは椎茸の原木栽培で使うそうです。
偶然知ったヒメボタル
山を買い建物を建てた後、夜の山で山が光るのを見かけました。
建物の近くでヒメボタルが光っていました。
陸生ホタルのヒメボタルという山に住むホタルの存在を知り、
これはもったいないということで子ども達向けの自然体験施設に
段々なっていきました。
ヒメボタル:陸生ホタル
・非常に繁殖力が弱い希少な昆虫で絶滅危惧種に指定している県もある
・1秒未満の短い間隔で点滅する
・5月中旬に羽化して約1ヶ月発光
自宅用に作った建物も開放し、その前に屋根付きのウッドデッキをつくったり、
野外コンサートや植樹祭を行うなど子ども向けのイベントを
義理の姉と協力して行っています。
水源が壊れて宿泊施設として再開できず
コロナ禍で活動自粛をしていた最中、去年の豪雨で主の山で土石流が発生しました。
倒木や石が水源の井戸を破壊してしまい、
水道が止まり宿が再開できなくなってしまいました。
手作り窯で焼いたピザとみやざき地頭鶏をご馳走になる
主の活動の手伝いをしてくれる方が2人来て、この日は草刈りをしていました。
お昼に手作り窯でピザを焼くということで窯に薪を入れ始めました。
400度まで温度を上げ1分30秒ほど焼くと一番おいしいピザができるそうです。
窯はとてもきれいに作られていて温度計も設置されています。
この時は350度ということで2分きっかり計って
ピザを取り出すとおいしそうなピザが焼けました。
それらを捜索隊にご馳走してくれました。
さらに主が飼っている「みやざき地頭鶏」を炭火焼で食べさせてくれました。
地鶏の脂を炭の上に置くとジューシーに焼けるそうです。
黒く焼けた地鶏を塩だけで味付けして食べさせてもらっていました。
夢はツリーハウスを作って、子ども達がやできれば障害がある人でも楽しめるものを作りたいと夢が広がっていました。
★★★★★★★★★★★★
何十年ぶりに実家に戻ってから本当に自分のやりたいことを
色々楽しんでやっている主だなと思いました。
施設もとてもキレイに管理してあって、毎日すごく忙しくて
充実しているんだろうなと思いました。
ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日
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