２０２３年１２月６日（水）の「にっぽん百低山」は「御在所山・三重」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
撮影は１０月中旬。
最寄り駅は近鉄湯の山温泉駅。
今回の山は鈴鹿山脈の中央に位置する御在所山です。
かなり高い山です、これはかなり大変そうです・・・
今回登る山：御在所山（標高１２１２メートル）
今回のゲスト：小椋久美子さん（元バトミントン日本代表）
今回のルート：登山口～（急登）～負ばれ岩～地蔵岩～キレット～御在所山
小椋さんは三重県出身で山好き、鈴鹿山脈はほとんど制覇しているそうで、
御在所山も登ったことがあるそうです。
しかしその時は違うルートだったので、今回のルートは初ということでした。
なんかすごいです。
登山口からいきなり急登・・・
登山口を入るとすぐに傾斜がきつくなっています。
道もせまく、ところどころ木が階段のように渡してあります。
道は花こう岩でできていて、もろくて手で触るとポロポロ落ちてしまいます。
歩いていると上にロープーウェイが見えました。
類さんたちはロープーウェイの下を歩いていました。
このロープーウェイに乗るとたった１２分で山頂に到着するそうです。
（大きな岩場を足を広げささっと登って）
なんかあれなんですよ、私身長高くてよかったな～と思う瞬間が
こういうところ。 （小椋さん）
奇岩に遭遇
ずっときつい登りが続きます。
すると大きな奇岩が目の前に現れました。
負ばれ岩とよばれる大岩です。
まるでふたつの岩がおんぶをしていることから名づけられた岩だとか。
今度は地蔵岩が見えました。
名前の由来は姿がお地蔵様に似ているからだとか。
絶妙なバランスで乗った岩は決して落ちないということで地元の受験生に
人気だそうです。
類さんが結構しっかり触っているのが心配になっちゃいました。
ここは岩が楽しいね！ （類さん）
小椋さん、保育士の試験を控えているということで地蔵岩に手を合わせていました。
御在所山一の難所、キレット
山登りをしてきた小椋さんも驚く光景でした。
キレットとよばれる場所でまるで岩を伝って谷に降りていくような
ものすごい傾斜です。
類さんが先に降りて、小椋さんのサポートをしていました。
鎖があるとはいえまるで崖を降りるようで、これは怖いですね。
キレットを過ぎてしばらくするとまた岩登りで本当にハードです。
神様が降り立った山
御在所山は神様が降り立った場所とも言われています。
倭姫命は天照大神を祭る場所を探すため数十年の旅に出ました。
その旅の途中で御在所山のふもとに一時立ちどまり行在所のようなものを
設けたと言われています。
その際天照大神のご神体である八咫鏡を麓ではなく山の頂に置いたとか。
そんな天照大神は伊勢神宮に祭られています。
最後は広々とした草原のような台地を歩く
今までの岩だらけの道が嘘のように広々とした場所が広がっていました。
そこを歩くともう山頂でした。
山頂からは鈴鹿山脈が見え、そのはるか先にうっすらと琵琶湖が見えました。
すごい絶景ですね！
下山のあとのお楽しみ：まつもとの来来憲
冷えた日本酒で乾杯した後は四日市名物のトンテキをいただきました。
厚切りの豚肉をニンニクと濃いめのタレで炒めた四日市のソウルフードです。
大きなお皿に野菜と一緒に出てきました。歯ごたえがあっておいしいそうです。
類さんの一句 空澄みて 巨石支ふる 小枝かな 吉田類
★★★★★★★★
今回の山はすごくハードでした。
小椋さんは元スポーツ選手だし山登りが趣味ということで安心してみれましたけど、
これは上級者コースですね。
御在所山がこんなにすごい山だとは知りませんでした。
自分はロープーウェイに乗ることしかできないですね。
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