NHKスペシャル大谷翔平２０２３

２０２３年１２月２４日（土）の「NHKスペシャル」は
「メジャーリーガー大谷翔平～２０２３伝説と代償そして新たな章へ～」を見ました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今回取材に応じたのは３日前とナレーションがあり、２１日に収録されたものでした。

大谷選手の衣装
・黒の革ジャン
・白系のトレーナー
・ジーパン
・スニーカー
・腕時計（茶のベルト）

FAについて

野球をやってきて、チームをいろいろ決めてきましたけど、
その中でも一番迷ったと思う。

右ひじの手術のあと、愛犬を飼い始めた

一人って感じでもないので、それが新鮮でもある。

ドジャースについて

（ドジャースで）活躍して初めてチームの一員になれるんじゃないかと思う。

ドライブライン
大谷選手は３年前からこの場所で極秘トレーニングを積んでいます。
最新鋭のセンサーが張り巡らされ、あらゆるデータを瞬時に把握することができる
施設。
マイクロソフトを退社したエンジニアによって設立されました。

ピッチングはデザインみたいな感じと言われているので。
原因が結果に直接つながっている感覚がやっぱりおもしろいというか。
そういうのがある種趣味みたいなところもあると思うので。

メジャーでは「デザイン」が最先端の理論と言われています。（デザイン革命）
あるジャーナリストは大谷選手はデザイン革命の申し子だと話します。
「数年前はドライブラインはなかったのに、大谷選手はそこに現れた、
彼の好奇心と向上心、最高の選手になりたいという欲望の表われだ。
執着心の強い選手だけが生き残れる。」

バッティングの進化
１３号ホームランを放ったのが変わるきっかけだったと大谷選手は話します。
アッパースイングの打者は高めの速球は打ちにくい傾向があります。
大谷選手もそうでしたが、データを駆使して高めの速球を最短距離で対応できるよう
アッパースイングを微調整（デザイン）しました。

本当にコツをつかむ瞬間は、そういう一瞬のときだと思うので、
その日はそういう日だったと思う。

成功するには素早く対応しなくてはならない。翔平はそれができた。
普通は２～３年、それ以上かかる。でも彼はすぐに適応したんだ。
アルバート・プーホールズ

大谷選手がエンジェルスに入団した年のキャンプでバッティングに苦しむ大谷選手が
アドバイスを求めてきたので、前足を上げるステップをやめるよう
アドバイスをしました。
メジャーの投手は球が早くて振り遅れることが多いからということでした。
大谷選手はその２日後にフォームを変更しました。

（変化への順応が高いと言われ）
トレーニング次第で感覚のスパンを短くできるとは思っている。

ヒジの手術について
２０１８年の１度目の手術では右手から腱を、今回は左から腱をとっています。
その左腕には時計がはめられていて、手術の後はよくわかりませんでした。

ピッチャーとしては２度目の手術なので、おそらくもう一度
同じ症状になったら配置転換、ほかの例えば野手、
どこのポジションか分からないが、そういうふうになる。

トミー・ジョン手術の権威である医師は「デザイン」を過度に追い求めることには
警鐘を鳴らします。
「これまで見たことのないような球種を開発できるが、
肘、肩、全身にとてつもない負担をかける。
（デザインは）バッターに対して有効だが、ピッチャーにとっては
持続可能ではない。」

（ピッチデザインをやるなかでは宿命のケガ？）
いちばんは球速の上昇が、主な原因だと思う。

球場に観客を呼べるほどの選手になるとこう感じるんだ。
「ケガをしていてもプレーしなければならない」と。マーク・マグワイヤ

ケガをしたときの話
大谷選手は最初、前腕の「肉離れ」のような感じがしたそうです。

激痛みたいなものではないので。前回ケガしている箇所と
同一の部分でもないし、痛みの感覚が違ったので。

手術に踏み切った理由
手術をしなくても９３～９４マイル（約１５０キロ）ぐらいだったら
投げられる感じでした。
しかし１００マイル（約１６１キロ）以上には耐えられない感じだったので
手術に踏み切りました。