2024年3月24日(日)の「ポツンと一軒家」は岡山県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回のゲスト:滝沢沙織さん、飯豊まりえさん
滝沢さん、かわいい服ですね。
飯豊さんの雰囲気がいつもと違ってちょっとびっくりしました。
最初に道を聞いた人の話では今回捜索隊が探していたポツンと一軒家は空き家でした。
調査終了となりますが、新しい情報を教えてもらいました。
山奥の商店に行けば詳しいポツンと一軒家情報がわかるということでした。
お邪魔すると「とんど祭り」が終わった後でした。
とんど祭り
「どんど」「左義長」「鬼火炊き」など地域によって名称や内容が異なる
日本全国で行われる正月の伝統行事
しめ縄・門松・お礼・書き初めなどを焚き上げた火で餅を焼いて食べる
無病息災・家内安全・五穀豊穣を祈願
6年前に別の捜索隊が訪ねていた
その時はホンモロコという琵琶湖の固有種を育てていて、素揚げにして食べさせてもらっていました。
今回はその方に紹介してもらいました。
捜索隊が教えてもらったポツンと一軒家情報
・オグラさん(70代)
・この地域の自治会長
なんとオグラさん、とんど祭りに参加していたのですぐそのあたりにいました。
取材交渉をして了承してもらい、帰り道をついていくことになりました。
道が細すぎて・・・
山道を右折したら一気に道が細くなり、捜索隊はスピードが出せません。
するとオグラさんを見失ってしまいますが、山を2つ超えるそうですが、
とにかく道なりに進んでいくとたどり着きました。
捜索隊がお邪魔したポツンと一軒家情報
・オグラさん(70代)
・集落に残った最後の一軒
・父親はタバコ農家だった
主は元勤めに出てぽつんと一軒家から通った
・主は1男3女の長男
・高校卒業後郵便局に勤めた
・50代で早期退職、親の面倒をみた
主が家を建て替える
・昭和60年代に建て替えた
・大崎瓦(冷害に強い瓦)や棟瓦(屋根の重しとして置く)の立派な屋根
・ソーラーパネル(災害で電気がこなくてもいいように)
・お風呂は納屋にあり薪・灯油兼用ボイラー
・ガスはプロパン、水道は井戸水
主は家を建て替えた時、
「最後までここの部落をお守りをするかなと」
最後まで集落を守る、生まれ育ってきた地域への愛着を語ってくれました。
息子さんを病気で亡くす
・お子さんは1男2女
・腎臓病で小さいときに移植手術をしたが、長続きせず病状が悪化し
39歳で亡くなった
・お子さんは高校までこの家から通った
・娘さん2人は嫁ぎ、孫は全員女の子
・娘さん2人と主の奥さんのLINEグループはあるが、主は入っていない
主は亡くなった息子さんのことを淡々と説明してくれましたが、
本当につらかったと思います。
それだけに娘さんにお子さんが生まれたことはうれしかったでしょうね。
長女さんは主たちの体がきかなくなったら呼び寄せて同居の話をしようと
思っているそうです。
でも主がこの場所を動かないかなとも話してくれました。
今でも山を下りた住人たちとは集落に残る墓参りなどで交流するそうです。
そういう人々と交流すると主は余計にこの集落を最後まで守りたいと
思うのではないでしょうか。
★★★★★★★★★★★★
すごく穏やかな主でしたが、集落を守る覚悟はすごく強いなと思いました。
家を建て替えた時にもうそこを覚悟していたというのがすごいです。
家の周りもきれいに手入れがしてあったので、いつも忙しいんじゃないかなと
思いました。
それで自治会長もしていて、すごいの一言でした。
ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日
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