２０２３年７月１６日（日）の「ポツンと一軒家」は「夏の３時間スペシャル」でした。
以下、１本目のまとめと感想と少しネタバレです。
『夏の３時間スペシャル』ということで、２本立てです。今回は１本目の山口県について書きます。
今回のゲスト：伊藤英明さん、山之内すずさん
所さんが、伊藤さんは何でもできそうだからポツンとでも生活できそうだねと話していました。確かに伊藤さんは馬も好きだったり一人でいるのも好きということなので、いけそうですね。
今日は林先生、声が枯れてて、どうされたんでしょうか。風邪とも違うような。
先生お大事になさってください。
１軒目のポツンと一軒家：山口県
捜索隊が聞き込みしたポツンと一軒家情報
・ヤグラさん親子（８０代の母と息子）
・神戸からUターン移住
道を尋ねた方が先導してくれましたが、途中から急に荒れた鬱蒼とした細い山道になりました。
しかし落木を道路わきにどけていたら先導の車を見失ってしまい、三叉路で立ち往生してしまいます。
所さんは先ほど道を聞いたときに「右へ右へ」という言葉から右だと言いますが、捜索隊は右が集落の方向になるから左を選択します。
結果正解でしたが、先導の方も途中までで先がよく分からないということで、ここからは捜索隊だけで頑張ることになりました。
するともっと鬱蒼としてもっと細い竹林に入りました。
道が水でぬかるみ、対向車がきたらどうしようと話していると対向車が見えました！
急いで捜索隊はバックして途中なんとかすれ違えそうな場所でお話すると探していたヤグラさんだと判明しました。
１軒目のポツンと一軒家情報（山口県）
・ヤグラさん（８０代の母と６０代の息子さん親子）
・母親が５０年前に土地を買い、母親の兄弟の大工と庭師が家を整えた
・２５種類以上の果樹を栽培
アーノルド・パーマーのキャディをしたお母さん
お母さんは元々美容師でしたが、結婚を機に一度仕事を辞めました。しかし３０代でもう一度仕事をしようと思った時に募集があったゴルフ場でキャディをすることになりました。
初めて付いた客がアーノルド・パーマーさんだったそうです。日本語がすごく上手で色んなことを教えてくれたそうです。
またジャンボ尾崎さんとも３回回ったそうです。
体力のいるキャディを３５歳から２０年勤め、長年の重労働（ゴルフバッグを持って歩くため）で膝に負担がかかり、手術をしました。
しかし膝はあまり治らなかったそうです。
湧き水が出なくなりかなり不便な生活・・・
・３年前の大雨で土砂崩れが発生し、湧き水が枯渇
・毎日麓の知人宅で井戸水を調達し生活用水に使う
・飲料水は別の山頂の水場で調達する
水が出ないので洗濯するにもお風呂に入るにも水を入れる作業がとても大変そうでした。それなのに飲料用の水は車で１時間走った山を２つ超えた先の山で調達していました。
週に１度１００リットルを汲んでいました。
所さんたちみんな「大変だー」と口々に言っていました。
野菜や筍をスーパーで販売
息子さんは農業高校出身ということで、土壌作りや作物の知識が豊富です。
山を自ら開墾して野菜を栽培していました。移住したのは７年前ということで開墾するのは大変だったそうです。
移住した時に地産地消をするスーパーと話をして、育てた野菜と筍をスーパーに出荷しているそうです。
賢いですね。
捜索隊がお邪魔した時は赤玉ねぎときたあかり（じゃがいも）とせりを自ら梱包して出荷しました。
毎日２回、息子さんがすべて一人で作業をして、地元のスーパーに自ら陳列していました。
捜索隊にお昼ご飯をご馳走
筍は米ぬかを入れた鍋で湯がいたものを食べさせてくれました。そのままでも甘みがあって食感もよくすごく美味しいそうです。すると息子さんが出汁しょう油を出してくれたので浸して食べるとものすごくおいしかったようです。
すごく柔らかい筍で美味しそうでした。
また出荷が終わったあとのお昼ご飯も食べさせてくれました。
せりのおひたし、スティックセニョール（ブロッコリーの仲間）を湯がいたもの、錦糸卵つきのそうめんでした。そうめんの出汁には自家製のネギもたっぷりいれてくれました。
お母さんは膝が悪いので家事も息子さんが引き受けていました。手際がよかったです。
所さんが「これは忙しい」と感心していました。
１ヶ月後にまたお邪魔した理由：水が出た！
・２００ミリクラスの大雨が３度ほど続き、水脈に詰まった砂が抜けた様子
・３５０メートル上の水源からポンプで水を引く
水源を捜索隊に案内してくれることになりましたが、タオルをほっかむりするよう言われます。
ヤマカガシという毒を持った蛇（噛まれたら血清）やブヨ（刺されると腫れる）、タヌキ、猪が出るそうです。捜索隊はすっかりビビっていました。
お母さんが熊除けのロケット花火を打ち上げます。
結局マムシと出くわしました、息子さんが気づいて事なきを得ました。
息子さんは年に１０回ぐらい水源の掃除のため登るそうですが、特に秋口は熊が冬眠前に出歩くので注意しているそうです。
ようやくたどり着いた水源は水がこんこんと湧きだしていて、簡易ろ過装置をくぐって下の家まで流れていました。
息子さんはこれで野菜の水やり、洗濯、食器の片付け、家にある汚れたものなどすぐできると嬉しいを連発していました。そうでしょうね。
★★★★★★★★
所さんたちみんなびっくりするほどの忙しさでした。
でも息子さんは何も苦になっていない様子、すごいなと思いました。
そんな息子さんでも生活用水を毎日汲みにいっていたのは大変だったようで、水が出るようになって本当に嬉しそうでした。
でも本当に一日すごく働いてすごいなと感心しました。
ポツンと一軒家 毎週日曜夜７時５８分～ テレビ朝日
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