2023年12月2日(土)の「ブラタモリ」は
「東京・世田谷~なぜ人は世田谷に住みたくなる?~」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
世田谷には東京23区で一番多い94万人が生活しているそうです。
タモリさんが住んでいるのは目黒。
お隣なんですね。
今回のタモテバコ:なぜ人は世田谷に住みたくなる?
今回の案内人
・青山学院大学 経済学部教授 髙嶋修一さん(下北沢の回に続き2回目)
・世田谷区教育委員会 文化財係 湖東律さん
・世田谷区教育委員会 文化財係 学芸員 藤井祐子さん(下北沢の回に続き2回目)
今回のルート
①桜新町駅
➁サザエさん通り
➂城向橋~豪徳寺
④ボロ市通り
⑤世田谷代官屋敷
⑥東急世田谷線上町駅
サザエさん一家が住んだ世田谷
マンガに登場した住所では「せたがやしんまち3の51番地」
※ワカメちゃんが話している、番地は架空のもの
郊外の中で住宅地開発の先駆けとなった桜新町
・渋谷と二子玉川をつなぐ玉川電気鉄道(玉電)玉川線が開業(明治40年開業、昭和44年廃止)
・駅と住宅地をつなぐ商店街がある
・住宅地の入り口はY字路
・暮らしていく中ですれ違ったり会ったりする、顔を合わせる街づくり
参考にしたのはイギリスの田園都市構想
・都市と農村の共存を目指す当時最先端の構想
・町の中心(中心部)には人が集まる公共施設を作る
・田園調布よりも10年早い構想
➡サザエさんも暮らした温かみのある桜新町の町づくりが住宅地世田谷の始まり
世田谷の昔の姿とは?
・世田谷城があった
世田谷城
・城主は足利氏の親類、吉良氏
・室町時代の築城とされる
・現在では一部は公園になったり豪徳寺が建てられている
・かつて多摩川が流れていたことによりできた鋭角に尖った台地に築城
・多摩川は世田谷で他の場所を流れていたこともあり、今でも小さな川が流れる
・縄文時代の遺跡がでてきており、縄文時代から人々が生活した場所
・今でも土塁の跡が残る
➡安定した台地で水にも困らない暮らしやすい場所だった
江戸時代の世田谷はどんな場所?
・彦根藩井伊家が治めた場所
・豪徳寺は井伊家の菩提寺
・江戸の隣に位置し、水はけのいい土地だったので野菜を作り江戸で売った
・骨董品や日用品が売られるボロ市のルーツは戦国時代にあった楽市
(商売にかかる税を免除)
➡江戸の食卓を支える豊かな農村があった
明治時代以降の世田谷はどんな場所?
・たくさんの鉄道がひかれた
(京王井の頭線、京王線、小田急小田原線、東急田園都市線、
東急大井町線、東急世田谷線)
世田谷だけを走る東急世田谷線の成り立ち
・鉄道が通るようになると世田谷の中を走る鉄道の誘致が始まった
・(世田谷の中心である)代官屋敷や世田谷城を通るルートが生まれた
➡鉄道の開業により利便性が高まり住みたくなる街になった
(貸切で世田谷線に乗る前に線路に入るためヘルメットをかぶった
タモリさん) ご安全に!
タモリさんの衣装
・黒系のチェックの長シャツ
・ベージュのチノパン
・こげ茶色のベルト
・紺色のスニーカー
タモリさんのランチ:お昼の写真はありませんでした。
★★★★★★★★★★
最後に乗った世田谷線がよほど楽しかったのかエンディングのまとめはなく、
貸切電車を降りて案内人の方に「またゆっくり(乗りたい)」と話した
シーンで終わりました。
タモリさんが住んでいる近くのブラタモリでしたが、
地形あり歴史ありで楽しかったです。
ブラタモリ 毎週土曜夜7時30分~ NHK総合
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