2024年2月11日(日)の「ポツンと一軒家」は山口県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回のゲスト:笹野高史さん、鈴木砂羽さん
笹野さん、お元気そうでなによりです!
鈴木さんはショートなんですね、長いイメージがあったので。
捜索隊が聞き込みしたポツンと一軒家情報
・ヤマモトさん(70代)
・一人暮らし
・藁葺き屋根の家
最初に聞いた方々は行かない方向でわからないからよく知っている酒屋さんの存在を
教えてくれました。
ついでに捜索隊にさつまいもと柿を分けてくれました。
親切です~。
なんでも売っている酒屋さんは衛星写真を見てすぐ目指すポツンと一軒家のことが
わかりました。
国道を曲がったら景色が一変、道がどんどん狭くなりアラーム音が鳴ります。
倒木があったり道路が陥没していたり、道が傾斜していたり、
捜索隊はすごい疲れたとぼやきますが、それでもなんとか辿り着きました。
今回お邪魔したポツンと一軒家情報
・ヤマモトさん(70代)
・定年退職後築100年前後の生家の維持管理をしている
・家族は市街地に住んで、本人は二拠点生活
家が崩れるまで住むつもり
家族は主の二拠点生活については放任だそうです。
万が一の時のため、固定電話を所有しています。
(携帯の電波は通じない場所とのこと)
昔農家をしていましたが、使わなくなった田んぼに杉を植えたら思った以上に成長してしまい、敷地が日陰になってしまいました。
主「杉を植えたのが間違いだった、あんなに大きくなるとは思わなかった」
床が一部崩落しても床を直す
玄関のコンクリート土間はよかったのですが、捜索隊が家に足を踏み入れると
床がすごく軋みました。
今、床を張り替えているそうです。
畳が傷んでしまったそうで、垂木から下地も自分で張り替えて板間にしました。
屋根は下から麦藁、稲藁、茅の三層になっていて1メートルぐらいあります。
そのうえからトタン板を曳いています。
しかしそのとたん屋根が一部壊れてしまい、その下にある台所は雨漏りが出て
傷みが一番ひどく床が抜けそうになっていますが、
屋根が急なため登ることはできません。
主のできる範疇を超えたところもあり、その部分については諦めていますが、
できることはするというスタンスでした。
二度の大病を乗り越える
4~5年前に脳梗塞になり言語障害や右手に運動障害が残りました。
その後リハビリを行い退院しました。
実家の手入れをするのは運動も兼ねています。
ほかにも心筋梗塞にもなりました。
とても元気そうですが、昔は一日でできた草刈りが2週間ぐらいかかります。
生まれ育った家が朽ち果ててしまうのをどうにかして食い止めようと
この家に通いづつけています。
最初は「誰が何と言おうがこの家を守ろうと思っていた」のが大病をして
人に頼らなくてはいけないのかと思ったが、
自分で大丈夫だと思う間はいたいと力強く話してくれました。
★★★★★★★★★★
所さんは「ギリギリでしょう」と、それが本当かもしれません。
でもそれでも主はできる間はやる、それでいいんだという
とても強い気持ちがある人だと思いました。
家族もその思いがわかっているから、主の思うようにさせてあげているんだと
思います。
ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日
見逃した方はU-NEXTでどうぞ。今なら31日間無料体験。