2024年10月18日(金)の「にっぽん百低山」は「猫魔ヶ岳・福島」(再放送)でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
初回放送日:2022年11月2日
撮影時期:2021年10月
最寄り駅:今回は駅ではなく磐梯高原桧原湖の湖畔からスタート
今回登る山:猫魔ヶ岳(標高1404メートル)
今回のゲスト:西村まどかさん(タレント)
今回のルート:ブナの森~雄国沼~(戻る)~紅葉の森~猫石~山頂
今回登る磐梯山の北側に位置する猫魔ヶ岳ですが、ここには化け猫伝説が
ありました。
一体どんな伝説なんでしょうか?
道路沿いに登山道入り口が
この番組を見ていて思うのが、登山道の入り口が通り過ぎてしまいそうな
大きな道沿いにある細い道だったりすることが意外とあります。
今回も道路が走るような道沿いに石段があり、そこが登山道の入り口でした。
登山道を囲うように生えているのはブナです。
猫魔ヶ岳はブナで覆われた山だそうです。
ブナはまだ細めですが緑の木漏れ日がとてもきれいです。
すると樹齢300年といわれるブナの巨木が現れました。
この木は「ブナ太郎」と呼ばれているそうです。かわいいですね。
雄国沼ができるまで
50万年ほど前、雄国沼の上には猫魔火山と呼ばれる山がありましたが
噴火により崩壊し、そのあとに水が溜まり雄国沼になりました。
雄国沼の西側は国の天然記念物の指定されている雄国沼湿原があり、
類さんが訪れた時は一面が黄色く輝いていました。
この湿原は水生植物が徐々に堆積し泥炭層となり出来上がったものです。
沼を囲む火山の外輪山の最高峰が猫魔ヶ岳とその隣に猫石がある山があります。
石が山の上でとんがっているので遠目でもよくわかりました。
化け猫伝説とは?
江戸時代の文献に猫魔ヶ岳という名前は昔人を食う化け猫がいて、
そこには猫石という大きな畳のような石があり、そこが化け猫の住処に
なっていることからきているとありました。
一方でこの辺りではかつて養蚕が盛んで蚕を食べにネズミがくるので、
ネズミ除けに猫を飼っていたそうです。
ネコが飼えない家はネコの札を貼っていたそうです。
猫魔ヶ岳の化け猫は麓の人々の暮らしを守る神様として祀られていました。
化け猫伝説の由来は諸説あるようですが、その猫は麓の生活を守る神様として
大事にされていたのですね。
急な山登りの先に現れた猫石
沢を渡った先で一旦休憩をとってから、本格的な登りが始まりました。
岩がゴロゴロ落ちていて滑りやすいそうです。
二人とも一生懸命登っているといきなり巨岩が現れました。
これが猫石でした。
猫石は割れた溶岩といった感じで登ることができます。
でも足場は悪いので注意が必要ですね。
登った先からみた雄国沼は絶景でした。
最後山頂までが意外と遠い
猫石をすぎて山頂の方を見るとかなり先のほうにありました。
まだまだ遠いと感じますが、整備された登山道を懸命に登っていると
ようやく三角点(山頂)にたどり着きました。
山頂の周りは岩があり、木は生えていませんでした。
山頂からは磐梯山、猪苗代湖、裏磐梯をみることができました。
今回は山頂でのハイタッチはありませんでした。
下山の後のお楽しみ:店名わからず(喜多方市)
喜多方ラーメンと餃子、もう一品はサラダでしょうか?
この時はコロナ禍ということでお酒じゃないのかもしれません、
でもウーロン杯のようにもみえますが。。。
今日の一句 妖かしの 紅葉拾うて 猫の影 吉田類
★★★★★★★★★★★★★★
今回はコロナ禍に放送されたものの再放送、もっと言えば撮影はその1年ほど前だったこともあり、今見ているスタイルとはちょっと違っていました。
山頂でのハイタッチなし、ゲストの方はマスク、食事のシーンでのお酒はなし?
でした。
それにしても猫魔ヶ岳の山頂からの景色はとても素晴らしかったです。
自分が登るのはちょっと厳しそうなのでこれを見て登った気になろうと思いました。
にっぽん百低山 毎週金曜午後5時30分~ NHK-BS
見逃した方はU-NEXTでどうぞ。今なら31日間無料体験。