2025年7月21日(月)の「にっぽん百低山」の「女神山・福島」を見ました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
撮影時期:4月下旬
最寄り駅:駅ではなく場所でした(福島県川俣町)
今回登る山:女神山(標高599メートル)
今回のゲスト:松井愛莉さん(俳優)
今回のルート:登山口~雑木林~女神明神神社~急登の登山道~展望台~女神山
松井さんは山登りはするということで、結構高い山に登ったことがあるそうで、
じゃあ今回は大丈夫そうですね。
美しい山容のこの山の名前の由来は飛鳥時代、都から逃れてきた天皇の后である小手姫が、この地で無念の死を遂げたと伝えられている。
小手姫がこの山で見たある風景をきっかけに女神と呼ばれるようになったそう。
一体どういうワケなのでしょう。
<登山ハイライト>
・登山道は新緑がきれいだが坂道が続く
・「休んで見っせ」展望台は椅子が設置されている
・整備された道を歩く
・御神水(鏡池)がある
(小手姫が水面で容姿を整えたと伝えられている)
・女神明神神社に伝わる伝説がある
(蘇我馬子に暗殺された崇峻天皇の后である小手姫は政変で落ち延びた皇子を探す
ためこの地にやってきたが、我が子との再会は果たせぬままこの地で亡くなった)
・また整備された道を歩く
・千貫森を通り過ぎる(UFOの目撃談が相次ぎ、UFOの里と呼ばれている)
・再び登山道へ戻る
・山頂までは急登が続く
・稜線にはカタクリが自生している
・小手姫を祀る大岩がある(小手姫が葬られたとされる場所)
・そばに三角点(山頂)があった
大岩の場所より若干下がっているような感じはありましたが、開けた場所が
山頂でした。
小手姫伝説とは
・小手姫の館があったと伝わる地(堂平)で山桑が生えていることに気が付く
・蚕を飼育することを教え絹糸を作り、絹織物の作り方を教えた
・絹織物はこの地区を潤した
(江戸時代には川俣絹は高級品として知られている)
地域の繁栄の礎を築いた小手姫の銅像が建ち、町のキャラクターにもなって
「女神様」と敬愛されているそうです。
町を発展させたとは、予想のはるか上をいく展開でした。
下山の後のお楽しみ:松よし
福島の地酒で乾杯のあとは、川俣シャモの焼き鳥をいただきました。
江戸時代、絹長者たちが好んだという闘鶏にヒントを得て開発された品だそうです。
お肉は弾力があっておいしいそうです。
今日の一句 小手姫の 淡き衣や 桑の山 吉田類
にっぽん百低山 毎週月曜夜7時~ NHK-BS 毎週火曜夜9時~ プレミアム4K
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